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エンジントラブル

朝、会社へ行こうと駐車場から車を出した直後、トラブルが起きた。
オートマなのに道に出た真ん中で、突然エンジンが停止してしまったのだ。
すぐにエンジンを回すも、セルがキュルキュルと回るものの
一向にエンジンがかからない。
ヤバイ! このままでは遅刻してしまう!
焦る俺 

もうだめぽ

キュルキュル鳴っているセルもだんだん回らなくなってきた。

\(^o^)/オワタ

俺はあえなく断念をした。

住宅街で往来がほとんどない道とはいえ、車は道のド真ん中。
駐車場から斜めに出た状態で停まっている。
電車で急いで出社したいところだが、
このまま置いて出社するわけにもいかない。

Σ(゚д゚lll)ガーン   出社できない!

連休明けから大ピンチだ。急いで車の整備をしている親友に電話をしたら、
エンジンプラグが駄目なんじゃないかとのこと。
時間を置いて、エンジンをかけたらなんとかなるだろうと。

アドバイス通りに時間を置いてかけるも、セルはほとんど回らない。
もう完全に無理だと友達に言うと、仕事前に来てくれることになった。

朝からスマン 持つべきものは友達だな。

会社には、とてもこんな理由は言えないので、
体調が悪いと電話をして休むことになった。

しかし、なんという不運だろう。
会社に行こうとしたまさにその時に、こんなトラブルに見舞われるなんて、
人生でなかなかあることじゃない。
能動的に仕事に行こうとしたら、あろうことか運命的に阻止されてしまったのだ。
これがまだ駐車場の中なら、そのまま置いて出勤はできただろう。
それが、道に出た瞬間に停止したことに奇妙さを感じた。
運命的には、何の力が働いたのだろうか・・・・。

40分ほどして友達が車で来てくれて見てもらうも、
バッテリーでもなくエンジンプラグが駄目なので
自走不能とのこと。
友達の乗ってきた車に牽引してもらうことになった。

友達の実家は整備工場だが、本来なら今頃仕事に取り掛かっていたであろう時間。
朝から非常に友達に迷惑をかけている俺。
俺は生きているだけで、他人にこうして迷惑をかけている。
いやな顔ひとつしないで助けてくれる友
俺はますます、すまない気持ちになった。(´-`)

牽引してもらうので運転席に座る。
今まで、学生時代に車を運ぶバイトをしていたこともあって
オーバーヒートや車が高速で燃える経験と色々とハードな
経験をしているが、牽引されるのは初体験だ。

エンジンを切った状態のニュートラルに入れたままで、
友達の車に牽引されるのだが、
エンジンを切っているので、曲がるときに切るハンドルがとても重い。
あまり声を出さない俺が、切るときによいしょと声が出てしまうほどだ。

俺の車は、たった一本の牽引ロープのようなもので引っ張られていて、
こんな重いものをよく牽引できるなと感心してしまう。

牽引されながら困った問題に気づく。
友達の車はハイエースのようなタイプなので、車高も高く背面が大きい。
そうなると、セダンの俺の前の景色が友達の車しか見えないので、
あらかじめ道路状況の予測ができないのだ。
そうなると状況判断ができずに、ただウインカーやブレーキランプを見て
ブレーキを踏むことしかできずに、これがとても恐い。
もしタイミングを過ったら追突してしまう。

こちらは引っ張られているだけなので、ブレーキとハンドルしか操作はできない。
速度の加減が自分ではわからないのだ。
慣性の法則で、放っておくとどんどんスピードが加速してしまう。

ひいい こえーーー!
いつもは30分ほどの気楽な道のりだが、
俺の体は緊張から肩に力が入り、まるでスタントでもしているようで
ずっとブレーキランプを凝視し続け、着くまでがとてつもなく長く感じた。
生きた心地がしないとはこのことで、
これなら、仕事をしているほうがマシだ!

俺のは飛び入りですぐには手がつけられないので、
友達の実家の整備工場に車をあずけて、友達に最寄の駅まで送ってもらう。

駅で友達に、これで昼飯でも食ってくれよとお金を渡そうとするも、
いらないからと何回渡そうとしてももらってもらえなかった。
なんて、人間ができた奴だ。(´・ω・`)

そんなわけで、今日は俺は急きょ転職活動に当てることになった。
帰りに、乗り換えで秋葉原なんかで飯を食いながら
前は電車の外回りで都心や郊外のあちこちの町に行っていたのを思い出す。
また、前のような形態の仕事に就きたいものだ。
今回っている狭いエリアとは、もうおさらばしたい。

このさまざまな人間に迷惑をかけたアクシデントは、
いったい俺の将来の何を示唆しているのだろうか。
by masa3406 | 2008-11-25 14:58


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