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ソウルの地下鉄

翌日地下鉄で、中心部のミョンドンに向かう
地下鉄は、日本語で手順を教えてくれる券売機があり、実にわかりやすい。
運賃は距離ごとで3種類で、だいたい100円くらいと非常に安いのが助かる。
ちょっと買い方に戸惑っていると、駅員が見ていてすぐに来て教えてくれて親切だ。
なぜか、運賃以外にも保証金50円くらいを取られて、出たときにカードをまた機械に入れて
返金してもらう。
駅名のハングル語は象形文字のようで、さっぱりわかないが、
駅ごとにわかりやすいように番号が振ってあり、路線ごとに色がついているので
乗り換えも非常にわかりやすくできていて感心する。

たとえば、新宿駅は120番 次の新宿三丁目駅は121番 その次の新宿御苑駅は123番といった具合だ。
乗り換えるときは、壁に乗り換えの先までその色のラインが引いてあるので、
それを追っていけばいいだけで迷うことはない。

駅は、核シェルターも兼ねているらしく地下深く作られているので、階段の上り下りが多く
エスカレーターもない階段が多いので、こちらの老人は大変そうだ。
何本か乗換えをすると結構歩かされて疲れる。

車内は非常に清潔で、日本の地下鉄の車両の風景とほとん同じで違和感は全くない。
乗客も誰もがおとなしく乗っており、サラリーマン 学生 若者 老人と
肌の色も同じで東京で地下鉄に乗っているかのように錯覚すらするくらい似ている。
教科書を読みながら勉強している大学生なんかも頻繁に見られて、
教育程度が高い国なのだなと思う。
ヨーロッパみたいな、怪しげな乗客がいて緊張することも皆無だ。
ただ老人の数は日本よりは明らかに少ないのが気になる。
親父がそれに気づいて不思議がっていた。
老人はあまり地下鉄で外出をしないだろうか。
夜になると車内にはほとんどいなくなるのが、顕著な現象だ。

車内で携帯でしゃべるのはいいらしく車内で携帯で話している人を頻繁に見かける。
日本とは違い、走行中の地下でも電波がいいのがうらやましい。
こちらの人は、携帯で話す声が大きいのが気になる。
座席に座っている人は、携帯をいじったり音楽を聴いていたりおとなしく
日本と同じ光景だ。

こちらは儒教の国で、老人には席を譲らないとならないらしく
何回かそれを気遣い、あえて座席には座らなかった。
朝の混雑具合は、東京ほどではなく7割程度の乗車率でしんどくはない。

乗っていて1つ気づいたことは、駅の乗り降りの時に
次の駅で降りる人はそのまま乗ってそのままドアの正面に立ち続けることだ。
場所塞ぎな感すらある。
日本だと明らかにこいつは邪魔だな。とりあえず奥かサイドにどけよと思うことだろう。
俺は小学生から、電車通学 通勤をしていて暗黙のポジショニングを知っているので、
非常に細かいことであるけれどもそこに違和感を覚えた。

いくつか乗り換えて、地下鉄の駅に降りると地下街になっていて
雑踏が歩いていて、新宿の地下街か名古屋や大阪の地下鉄の駅のようだ。
時にコンビニが改札の前にあることも似ている。
中心部にはこうした駅が、いくつもあって日本とホンと似たような
景色の国だなあと思う。
by masa3406 | 2010-04-24 02:13


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