時間の経過と変化

バイトから帰宅したら、TBSで世界の中心で愛を叫ぶを再放送していた。
放送当時、毎週欠かさずに見ていたことを思い出すと同時に、
それは何年前のことだったのかを思い出せないことに気がついた。
時間の経過とは早いものだ。
女子高生だった綾瀬はるかの顎も、まださほど伸びてはいないようだ。

小さい時は、毎年毎年何が起きたかを区切るように憶えていたものだが、
ここ数年は、それが加速してどんどんぼやけて来ている。
子供の頃は人生の各駅停車に乗っていたけど、中高では急行列車
今は特急列車に乗っているような感覚だ。
途中の出来事はまたたく間に過ぎ去っていき、どんどん消化されていく。
それが歳を取ると言う事なのだろう。

ドラマで映し出されている海と山のある風景は先週、友達とドライブした伊豆のようだ。
一緒にドライブした友達は先週から、今月に決まった就職先で既に働き始めている。
こうしている間にも、時間は経過して確実に人に変化をもたらしていく。

このドラマはテーマは白血病だが、見ていたら俺の高校からの友達の妹が
去年から肺癌で闘病生活を送っていることを思い出した。
その妹は既に結婚していて2人の子の母なのだが、結婚生活が上手くいかなかったようで
子供を連れ、友達の親の住む実家に帰って就職活動をしていた。
まさに就職が決まった時に体調が芳しくないと検査を受けたら、
癌が発見されたとのことだった。
最近、なんとか癌の除去には成功したようだが、
抗癌剤の投与で痩せてしまい、副作用で髪の毛も抜け落ちてしまってカツラを
かぶっているらしい。
長い病院での寝たきりの生活で、すっかり筋肉も落ちて足も細くなり
自力では自転車もこげないらしかった。
俺の中では、小学生の時にその妹と一緒に遊んでやった時の無邪気なあどけない表情の
記憶のみが残っている。

友達は淡々とそれを話していたけれども、俺にはちょっと直視できない痛々しい変化だ。

そう考えると、現状の特急列車に乗り淡々と出来事が過ぎ去っていく感覚は
健康である証拠であって幸せであると言えるのかも知れない。
ふとそんなことを感じた。
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by masa3406 | 2007-05-22 04:24


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