ご当地グルメグランプリ優勝 富士宮やきそばは果たして美味いのか

★富士宮やきそばが優勝、ご当地グルメグランプリ

 各地のご当地グルメを集めたイベント「B―1グランプリ」の第2回大会が2、3の両日、
静岡県富士宮市で開かれ、開催地の「富士宮やきそば」が来場者の投票でグランプリに選ばれた。
2日間で25万人が訪れた。

日経新聞 http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20070604AT1G0300Z03062007.html
▽関連リンク
・B級ご当地グルメの祭典!第2回B-1グランプリHP
 http://b-1gp.cande.biz/
●第2回 B-1グランプリ in 富士宮 投票結果最終発表(6月3日現在)
第1位 富士宮やきそば(静岡県富士宮市)…9,600g
第2位 八戸せんべい汁(青森県八戸市)…7,550g
第3位 静岡おでん(静岡県静岡市)…6,630g
第4位 すその水ギョーザ(静岡県裾野市)…5,660g
第5位 厚木シロコロ・ホルモン(神奈川県厚木市)…5,420g

ふと、こんな記事が目に止った。

富士宮はつい数週間前に友達と焼きそばを食べに行ったばかりで、
この記事は俺にとってはタイムリーだ。

静岡県富士宮市で行われて優勝が富士宮やきそば・・・

本当に美味いのかよ? 出来レースなんじゃないの?と多分、この記事を見た人で
思う人がいるかもしれない。

前から富士宮が焼きそばの町であるというのを聞いていた俺達は、
数週間前、伊豆旅行帰りについでに食べに行こうかということになった。
俺は焼きそばなんてものは作り方は一緒、どうせどこでも同じだろうと思っていたし、
B級グルメ さほど期待していたわけではなかった。

車で西伊豆から半島を北上し、三島市から富士宮市に行く途中に、
吉原や富士の大きな工業地帯を抜けていく。
そこには大きな煙突から煙をモクモクと出し続ける大きな製紙工場がいくつもある。
製紙工場はアンモニアを使うので、車の窓を開けていると強烈なアンモニアの臭いが
入ってくる。
それは、掃除をしていない便所の臭いそのものだ。

友達は未経験だったらしく、くせー!なんだこれはと驚きながら急いで窓を閉めた。

車はその中を平然と歩いている人、自転車に乗る人とすれ違っていく。
彼らは平気なのだろうか・・・いくら人間の鼻は慣れるといっても
ものごとには限界があるのではないのだろうか・・・。

家を出たら外の臭いが便所の臭いだったら・・
部屋の窓を開けたら便所の臭いが入ってきたら・・・

そして、富士宮市に入っても1箇所だけど大きな製紙工場があった。
この臭いが平気な人々・・・焼そば・・本当に美味いのかな・・・・。
ふと、そんなことが頭をよぎった。

思いつきで来た俺達は、富士宮市に着くと
さっそく通行人に街でいちばん美味い焼そば屋を聞いてみることにした。
人もまばらなアーケードで気さくな老夫婦が、地元の人も行く人気店だと
http://www.fujinokuni.co.jp/uruoitei/ 『うるおいてい』という店を教えてくれた。
ここは人気店で現在コンビニでカップ麺を出しているほど有名らしかった。

店に向かう道すがら、あまり人が歩いていないこじんまりとした街に焼そばののぼりが
いくつも見られた。
富士宮市は古くは信仰 今は宗教団体の町として知られているけど、
さして名産もない町の町おこしなのだろう。
日本を旅行していて、基本的に蕎麦と鯉料理が名物の田舎は、内陸地で土地が痩せていて
特に名産物という名産物がない場所が多いものだ。
この焼そばも粉モノであり 多分、名産物 無き地に後発的に作られたものだと思う。

店は小さな川沿いにたたずむひっそりとした一軒屋風で、開店と同時に
靴を脱いで中に入り座敷に座った。
最初に注文は入店した最初の注文しか受けつけず、追加注文はいっさいできない
との説明を受けた。
恐らく回転を早くしたい意図があるのだろうが、物凄く極端なシステムだ。
俺達は、量が検討もつかないので店員に聞くとだいたい2人でお好み焼き1つ
焼そば1つを注文するパターンが多いらしい。
そこで、店員のお勧めの うるおい天お好み焼 と うるおい焼そばを頼んだ。

お店のおじさんが焼いてくれたのだが、焼そばの出来上がりに缶に入った
ソースと青海苔とカツブシをとにかく振りかける振りかける。
普通は、青海苔ともどもせいぜい4振り5振り程度だと思うのだが、
まるでカクテルのシェイクのように執拗に振りかけるのだ。
一向に止る様子もないそれを見て俺は半笑いで、おいおい いくらなんでもかけすぎじゃないの?
と突っ込みたいのをなんとかこらえた。
友達の顔を見たら、とても不安そうな表情をしていた。
店を出た後に友達は、俺達はよそ者なのでアウェーの洗礼を受けたのかと思ったよと
語っていた。

後で知ったのだが、富士宮の焼そばはカツブシではなくイワシの削り粉だそうだ。

ようやく振りかけ終わったおじさんは、それを鉄板の上で混ぜ合わせて仕上げは終了と
なった。
食べてみると、焼そばは麺が硬めでコシがあり、ソースをかなりかけているので全体的に
ドロドロとしているなかに、ソースと出汁にからんでコシの強い麺がかみ合っていて
これが意外に美味かった。
そのかけ過ぎかに思われた各々が、どろっとした中に溶け込んで
意外に調和した味とコクをもたらしていた。
全体的に食感が、べちょっとしていて東京で食べるパサっとした乾いた
焼そばとは異なった食べ物だった。

お好み焼きも焼くというよりは、蒸すと行った感じで柔らかく
こちらもドロッとしていて、ちょうどふわふわのオムレツみたいで美味かった。

このご当地グルメグランプリのほかのエントリーした食べ物が、どんな味なのかは
わからないけど、食べた感想としては『富士宮の焼そば』は
俺が今まで食べてきた焼そばの中では独特でインパクトがあり、
確かにまた食べてみたいな、と思わせるほどの美味さはあったとは思う。
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by masa3406 | 2007-06-05 06:41


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