人気ブログランキング | 話題のタグを見る

無職生活との別れ

ジムから帰宅すると、携帯に先の彼女に浮気された友達からメールが入っていた。
その後2人で話し合い、友達は関係を続けたかったらしかったが、
彼女の意向で別れることになったらしかった。
今から連休を利用して、京都にひとりで旅行に行くとあった。
これがいわゆる、傷心旅行ってやつなのだろう。
男も傷心旅行に行くんだな。
京都では、どこに行くとも決めずに急に思い立ったらしかった。

京都は高校を留年した俺は、2回修学旅行に行った場所だ。
俺も一人旅は好きだ。
電車では車窓を眺めたり、読書したり
町を歩いたり地の物を食べ、一人思いに耽るのは楽しいものだ。
ちょうど桜がきれいなんだろうなあ。 傷心旅行とはいえうらやましい。
俺は最近、旅をしてない。
行きたかったのだが、生活に必要最小限な金しか稼がない生活をしていたので、
とても生活にそんな余裕がなかったからだ。
心底、旅に行きたいなあと思った。

いよいよ俺は、来週から今月はじめに採用された仕事が始まる。
色々考えた末、そこでお世話になることに決めたのだ。
友達関係やら付き合いを維持していくのにもお金もかかるし、
これ以上フラフラしている場合じゃないなと思った。
そろそろ俺も、社会的な義務を果たしていかないとならない。

土日は休みだが、また朝決まった時間に起き電車に乗り出勤してという
一定のサイクルの中で生き、生活に追われる生活に戻るわけだ。
生活が安定するまでのしばらくは、夜中の仕事とダブルで頑張っていこうと思う。

会社を辞めてからこの1年5ヶ月間の無職というか、フリーター生活。
あっという間だった。
友達以外にもキックを通して色々な仲間もできた。
この期間は自分の人生では、かけがえのない時期だったように思える。
前はどこか無気力で人生に不平不満ばかり感じていた俺だが、
この無職期間に努力をする楽しさを覚え、ちょっとだけ成長できたかなと思った。
わかったようなことを言う気はないけど、
人生は自分で動かないことには、なにも得られないのだろうな。と感じた。
もし、この期間にいままで通りだらだら過ごしていたら
きっと俺は何も得られなかったと思うから。

またこの無職期間も今まで通りいろんな友達が周囲にいて、誘ってくれたりして
俺はひとりでは生きていないんだなと思った。

無職期間、充実した日々を過ごせたことに感謝したい。
これからは、地に足をつけて自分なりに生きて生きたいと思う。
by masa3406 | 2008-03-28 04:48


<< 初出勤と愛犬の死 近づく別れ >>