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沈みゆく船と逃げゆくネズミ

銀座の夜のバイト
出勤したら、俺とよく仕事のやり取りをしていた従業員が飛んでいた。
店長いわく、電話をかけてきて今日で辞めさせてくれと言ってそのまま来なかったようだ。
前の日までは普通に働いていて兆候が見えなかったので、俺にしてみたら突然だった。
俺も前の会社を辞めると言ったときは周囲に驚かれたものだ。
その時の俺同様にうまく不満を顔に出さず口にせずにいたのだろう。
俺を間接的にこの店に紹介した従業員も先月突然いなくなった。
よく話していた女子大生のキャッシャー(会計)の女の子もある日忽然と姿を消した。
急遽どこからか店長が呼んだボーイも営業中にちょっと電話をかけてくると言ったまま表に出、そのまま夜の町に消えて行った。
現状この店には、ママと店長しかいない。
気がつけば、女の子もオープン当初からいる子はほとんどがいなくなっていた。女の子を補充しようと新しく体入(体験入店)で来た子もほぼ入店しない。
いくら水商売の世界は出入りが激しいと言っても、
オープンしてからまだ2ヶ月目でこれは異常事態だ。過去に何軒かの店で末期症状は見てきているのだが、その状況に非常によく似ている気がする。
水商売は一度流れが下ると大半が元には戻らない。
建て直しをはかるも空回りして閉店。
この負のスパイラルはお約束である。

夜の世界は生き残りは厳しく弱肉強食だ。
客は今の所来てはいるし、今年は持つだろうけど、間違いなくここは長続きしない店の傾向だ。
沈みゆく船からどんどん逃げてゆくネズミ達
店は早くもタイタニック号モードになったようだ。

店は俺の受け持つ仕事に関してもいい加減で、俺が仕切らないとぐだぐだだ。
一時が万事と言うが、駄目な店はいろいろな所にそれがあらわれるのだ。
前の店にはすぐにでも戻れるので、そんな状況だけど俺は今の所は続けている。
俺は来年、この店にいるのだろうか
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by masa3406 | 2007-10-31 13:50

駄目な俺の部屋での過ごし方

昨日、パソコンがぶっ壊れた。
ここ最近になって、電源の調子が悪かったりフリーズする現象が続いていたのだが、ついに電源が入らなくなった。
最近の不調で予期はしていたものの、
いざなってみると不便で生活の一部がもぎ取られたようななんともブルーな気分だ。
昔はなくても生活していたのにね。
それだけ俺はとりわけネットに依存していたのであろう。
人は依存の度合いで失ったときにダメージを受けるものだ。
これは恋人でも同じだと思う。

ただ、自分の生活を振り返ると暇な時間になんとなくネットをしてだらだらしていたのも事実で、
これはなにかのきっかけかもしれないとプラスに考えてみることにした。

壊れていなかったら、いままで通り年末まで俺は自宅にいる時間の大半をネットに費やしていただろうから
俺は流されやすい。
昔から俺は一人っ子だった環境もあるのか、没頭しやすく学生時代は家にいるときはゲームを延々とやり続けたり、熱中すると歯止めが効かない。
あの途方もないゲームに費やした時間の積み重ねは、いったい俺になにをもたらしたのだろうか。
いまにしてみるとただの時間の浪費でしかなかったような気がする。

前いた会社で先輩と話していたときに、会社には仕事を取ってくるタイプの人間と
仕事をこなすタイプの人間と二通りに分かれると言われたことがあった。
俺は先輩から見て仕事をこなすタイプの人間だと思うと。

多分、俺は自分で何かを作り出したり積極的に動く
生産的な人間ではないのだろう。
だから、部屋でも自然な行動が生産性があることには行き着かないのだと思う。
ただ、なんとなくそこにあるもので、だらだらと時間を浪費するだけなのだ。
今していることが、
今日より明日、明日よりも明後日の進歩した自分を作り出すといった明確な目標を持った生き方をしてきていない。
人生という神に与えられた時間を浪費するだけの人生だ。

典型的な駄目人間である。
人間、無意識にパターン化した生活を変えるのはなかなか難しいものだ。
大人になって習慣化をした生活に疑問を抱くことなど滅多にないことだろう。

今回は俺はたまたま振り返り、自覚する機会に恵まれた。
手始めに小さなことだけれど、昔していた読書や語学の勉強でもしてみようかと思う。

でも、正直なところ
パソコンないとやっぱ不便だわ トホホ(T_T)
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by masa3406 | 2007-10-28 04:49

行動してわかった この世のものとは思えない悪臭

バイトの帰り道に、携帯に大学時代の友達からメールが来た。
そういえば最近、そいつと会ったときに
そいつがサイトで出していたメル友募集にレスポンスが来た子がいて、確か近々会うようなことを言ってたっけ。

果たしてメールの内容は、その子に会ってきたことであった。
詳細こそはレスされていなかったものの、28歳の受身でおとなしい
OLでうるさくなさそうな子だし、付き合ってみようかと思ってるとあった。

気が早いぜ。。。
俺の経験則では、女の子は少なくとも3回は会わないと本性や性格がわからない。
最初は誰でもいい格好をしていい面しか見せないし、
女の子は自を隠すことに非常に長けているからだ。
それらがちょうど緩んで何気ない会話や行動から出てくるのが
大体3回目くらいが多かった。

しかも、翌日から温泉旅行に1泊で2人で行くと。。。

俺はえらく早い展開に驚くとともに、そのバイタリティーとフットワークの軽さに感心した。

そして2日ほどした今日、俺は自宅でアホ面をして
エキサイトシリーズの中日・阪神戦を見ていると
メールでその温泉旅行の報告がきた。

そこには、結果的に付き合わない方向だと。

2人で紅葉を見たり温泉を堪能したまではよかったのだが、
宿で女とコトに及んだ際に、その子が生理中でこの世のものとは思えないとんでもない臭いがして、それが原因で幻滅して醒めてしまったとのことだった。
しかも、女の方はもうすっかりと付き合っている気になっていて困り果てているそうだ。

ご臭傷様 いや ご愁傷様である。

俺の経験則もいいが、こればっかりは行動してみて初めてわかることもあるんだと納得。
さすがに一緒に紅葉を見ていても警察犬でもないとわからなかったであろう。

女の子に関しては牙を抜かれたライオン
いや猫と化した現役引退同然の俺は、1つ勉強になりましたとさ。


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by masa3406 | 2007-10-15 02:16

亀田家にあって俺にないもの

亀田の試合をテレビで見た。

内藤は完勝したものの、
俺は早いラウンドで亀田がノックアウト負けするのを期待していたので非常にがっかりした。
さらに負けたら切腹するはずの亀田弟は、判定負けが決まると
そそくさとリングを降りて控室に戻ってしまった。

亀田大穀が正義の内藤にこてんぱんにやられて
早いラウンドでKO負け ウハハハハ ザマーミロ!
どんなもんじゃーい! しゃーおら!

こんな青写真を描いていた俺にその結末は、あまりにも爽快感が足りなかった。
完全懲悪的なものを期待していた俺には非常に物足りなかったのだ。

翌日のスポーツ新聞やネットでの反響を見ると、
亀田家は、大穀が試合で行った
サミングや投げ 股間打ち 肘打ち 倒れたときに殴る 目のカットしたところをこすりつける
などの度重なる反則を一家がセコンドから指示した意図的かつ計画的なもので、
ライセンス停止やファイトマネーの没収にも発展する可能性があること報じ議論していた。

そこで、俺はふとこんな過去を思い出した。

俺は高校時代、進学校で落ちこぼれていた。
それに加えて勉強もしないし部活をしたり遊んでいたので、
テストの点数は体育や一部の科目を除いては
50点以下の赤点ばかりだった。
高校は単位制で13単位落とすと自動的に進級できなくなる。
1年生の2学期が終わった時点で俺はすでに17単位を落としていて、
もはや留年は確定したも同然だった。

普通の人間ならそこでこれはヤバイと危機感を持って勉強するのだろうが、
俺はすっかりやる気も失せていて、無気力に授業中は寝たり他ごとをして、
ただ時間が過ぎるのだけを待っていた。
特に進みが早い語学や数学はちんぷんかんぷん
もはや手の施しようもなく、もうどうでもよかった。
かといって学校を辞めて、今後何をするか考えていたわけでもなかった。
怠惰な俺は、その危機的な状況でも甘えていたのだ。

結局、3学期が終わり、ちょうど野球部の合宿中で
学校のグラウンドでキャッチボールをしている俺に
担任が渋い顔で落第を告げに来た。

翌日、再び担任に呼ばれて今後の身の振り方の話をした。
担任はこんな学校があると、定時制と金を積めば入れる裏口で有名な私立(男子校)
を俺に紹介した。
俺はちょっとその進路先は勘弁だなと思って、ここで留年することにしようと思った。
ここは一応有名進学校だしここに残るほうがまだマシかもしれない。
職員室から出てくると、
前の年留年していて今回また留年が決まったクラスが一緒だった
1個上の人に出くわした。
この高校は1学年で1回までしか留年は許されない。
その人は2回目ということもあって、すでに学校を出る運命の覚悟を決めていたのか
そのときの表情が割り切ったさばさばした表情だったのを今でも記憶している。

この人は単位数が多い語学が得意だったのに、無類のパチンコや麻雀のギャンブル好きで
ほかの科目をまるで勉強しない極端な人だった。
語学がぜんぜんできなかった俺には、なんともったいない。と思わせる人だった。
俺も学校帰りに、何度かパチンコやゲーセンに同行したことがあった。
一緒にパチンコに行くときのその先輩は、学校とは打って変わって
とても生き生きとして饒舌だった。

2人で帰りに喫茶店ルノワールに寄って、留年するつもりだと言った俺に
いつになく神妙な面持ちで俺の二の舞にはなるなよと言った。

その年は俺を含めて14人ほどが落第したと思う。
その中から、俺も入れてそのうちの4人が学校に残って留年した。
ほかは大検を受けたり他の高校に移っていった。
俺は16歳にしてリストラの厳しさを知った。

留年してからの俺はというと、相変わらず勉強は嫌でできなかったけれども
その学年がくだけた奴が多くノリが合い、俺をみんなが慕ってくれて
学校が毎日面白おかしく、なんかこいつらと一緒に卒業したいなと思った。
だから、ちょっとだけ大嫌いな勉強を頑張った。
テストも本当にできない科目は、まわりがカンニングさせてくれたりして
帳尻を合わせることができた。
修学旅行は2回行った。

そして、なんとか留年しないで済み無事に卒業することができた。
卒業式では壇上で大きなガッツポーズをした。
先生やみんなが爆笑していた。
そこから火がついて壇上でのパフォーマンス大会になった。
わざと卒業証書を受け取るときにビターンと転ぶ奴 コマネチをする奴
体操の足を上げるポーズを決める奴
壇上に生けてあった薔薇を口にくわえて中央の階段から降りてくる奴。
2つ折りの卒業証書をパカパカ開きながら降りてくる奴
妙な卒業式になった

この学校は2学年にわたって留年して20歳で卒業したり
高1を1回高2で2回で放校された人がいたり恐ろしい高校だったので、
出来が悪い俺には、それでもなんとか卒業できたという安堵感があった。
レベルが低い話だけど・・・。
20歳を超えていて
通学にこっそり車で来たり合法的にタバコを吸っている先輩とか存在していた。

卒業して元々いた学年の元同級生と飲んでいると、俺が留年した高1のときに
俺と同じようにできなかった隣のクラスの奴が、大胆にも職員室に夜中忍び込んで
教師のエンマ帳(中間・期末テストの点数を表記している帳簿)
をいくつか改ざんをして赤点を及第点にして、留年を逃れたことを聞いた。

それを聞いたカンニングはする程度の俺でも、さすがにそこまでやるか きたねえ奴だぜ。
と驚くよりも
それだけそいつはどんな手段を使ってもなりふり構わずに
絶対に留年したくなかったんだなと思った。
見つかってバレたらリスクは大きいし、かなり覚悟がないとそこまでできないし
やらないことだと思う。
決して、褒められたことではないけど、それは絶対に留年したくないという
最後の悪あがきの執念が起こした行動だったのだろう。
ちなみにそいつは今では大手銀行で働いて結婚もしている。

高1の死んでいて無気力だった俺は、広い意味での悪あがきすら
やる気力はなかった。
そして何もしないままその成り行きのまま留年した。

俺は人生 なにごとに対しても何ごとにも淡白で、無理だったり困難だと
すぐに捨ててしまったり心が折れてあきらめてしまう方だ。
女に関してもそう。 仕事に対してもそう。

ま しょうがねえな。 仕方ない。 まあ いいや。の精神が体に染み付いてる。

だからそれは、俺には持ち合わせていない執念と生命力を感じさせる行動に映ったのだ。

今回の亀田大穀の実力的に勝機はなく正攻法では勝てないと見て、
相手の傷口をグローブでこすりつけてTKO勝ちを狙うプランや
最後に投げたり太ももを殴って動きを悪くしようとした行動もまた
手段は選ばない強い執念・執着心を感じさせた。
俺は亀田兄弟は好きではないしそれは当然許されることではないが、
こいつらはものすごくハングリーで
俺とはまるで対極的な人種なんだなと思った。

世の中こういう奴らのほうが生命力はあるのだろう。
ゴキブリは内藤ではなく、むしろ亀田家そのものなのだと思う。
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by masa3406 | 2007-10-14 05:19