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廃車

すこぶるエンジンの調子が悪く、限界を迎えた車をついに買い換えることになった。
とは言っても、バイト暮らしで貧乏な俺。
自動車整備工場を経営している友達の家から、
中古のセダンを格安で譲り受けることになったのだ。

俺みたいな貧乏人には、本当は車などないほうがいいのかもしれないが、
夜中たまにしているバイト先に、車がないと行かれないので仕方ないのだ。

手放す車は、走行距離は13万キロにまで達していた。
前はツインカムターボで出だしが速いのが自慢だったが、今はターボも吹きが悪くなり見る影もない。
俺は、素早い出だしで車と一体化したような気分になり、それが快感だった。
今ではストレスしか感じない。

去年の夏に突然、エンジンの調子が悪くなってからは、リッター6・7キロだった車が
リッター2・3キロにまで落ちていた。
去年は、ガソリンが高騰していたので,本当にキツかった。
せっかくバイトで稼いだ金が、かなりガソリン代で消えていった。

自分が長年乗り続けた愛車を手放すのは、
どこか愛着があり、寂しさみたいなものを憶えるのかもしれないが、
やっとこの調子が悪くなったボロ車から解放されるのかと、むしろホッとしている。

この車とともに過ごした思い出と言っても、何も思い出せない。
これといった旅行をしたこともない。
思い返すと、この車を買ってからの俺の人生は下降線を辿っている。

役割が終わったこの車は、来月で解体される。
役割が終わっても人間は、生き続けないとならない。
いつか、また買った頃のような生活に戻れるのだろうか。
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by masa3406 | 2009-05-24 02:37

高速道路でタイヤ破裂

木更津の支店から4トン平トラックに乗って、東京の営業所に帰るときにアクシデントは起きた。
高速に乗って追い越し車線を80キロほどで走っていると、
突如、バーン!と大きな爆発音がしてハンドルを左に取られた。
運手席前方左からは白い煙が出ていて焦げ臭い。
オーバーヒートした時のような焦げ臭い臭いだ。
後方には、なにかが落ちていく音がした。
な???今のはなんだ??
なんかホイールむき出しのような感触がするぞ。
パンク???
焦げ臭いのはエンジン?この煙はなんの煙だ???

幸い、後続車は少し離れて走っていて
俺は、とっさに路肩に車を寄せた。

高速は2車線なのだが、路肩も広く
うまい具合に車が1台すっぽりと白線の内側に納まった。
これなら、後続車の走行には全く差し支えないであろう。

車から煙が出ていて危険なので
離れた場所から状況を見ようと、俺は車を降りて
安全な路肩の後方に歩いていった。
道路の後方には、黒い塊がいくつか落ちているて
走っている車がそれをよけていく。

俺はそこで、状況を理解した。
タイヤがバーストしたのだ。
あの転がっている塊は、破裂したタイヤなのであろう。
よく見ると、路面にはスリップしたようなタイヤの軌跡が、路肩までくっきりと続いていた。

先に転がっている黒い塊を回収しないと。
タイミングを伺うのだが、なかなか車が切れてくれない。
そうしていると、後方から黄色い高速のパトロール車が近づいてきた。
隊員の人たちが降りてきて、車の切れ目に俺も一緒に
破裂したタイヤをいくつか回収した。
タイヤは木っ端微塵になっていて、破裂の衝撃の大きさが伺えた。
俺は隊員の人たちに、タイヤがバーストしたことを説明した。
隊員のおじさんに、高速の脇の緊急電話から事故状況を電話するように指示される。
受話器を取ると、そのまますぐにつながる。
俺は、高速道路の管理センターのようなところに状況を説明した。

電話が終わると、車に近づいた。
こ、これはひどい・・・。
フロントの左タイヤがぺしゃんこになって、
ホイールにタイヤの薄皮一枚がついただけのような
状態になっていた。
トラックの太いタイヤが、よくもここまで破裂したもんだ。
ほかの全てのタイヤを見るが、溝はちゃんとあり、タイヤの減りで
バーストしたわけではなさそうだ。
よくまあ、こうして無事だったもんだ。

携帯で、会社にタイヤがバーストして、走行不能になったと電話をした。
すると、返ってきた言葉は予想外のそれならタイヤ交換をしてくれという
言葉だった。
えー俺、トラックのタイヤ交換なんかしたことねえよ。
トラックはタイヤも太いし、乗用車みたいに簡単にナットが外れるのかよ。

俺はトラック自体このバイト先に来て
たまに乗るようになっただけだよ。
不安な気持ちになった。

マニュアルを見ればわかるからと、それで無理だったら
また考えるから電話をしてくれと言われる。
簡単に言いやがって・・・。

助手席のダッシュボードを開けると、分厚いマニュアルが入っていた。
背もたれの後ろに工具が入っていて、乗用車とは違う形のジャッキも置いてあった。
フロントのスペアタイヤは、前輪の真後ろにチェーンで固定されていた。
これどうやって外すんだろう・・・。
乗用車のタイヤ交換は、5回ほどしたことがあるのだが
違和感がありまくりだ。
トラックの左側のタイヤのネジは、左にまわすと閉まる確か逆ネジだったはずだ。

マニュアルを見ながら、工具を確認するが明らかに何かが足りない気がする。

とりあえず、マニュアル通りに工具を使ってスペアを外す。
さて、次にやるべきことはジャッキアップだ。
あれ?ジャッキアップするレンチがないぞ。
車内をくまなく探すが入っていない。
なぜなんだ。

仕方ないので、ほかのものを代用してみるが、途中からジャッキがせり上がってくれない。
そうしていると、先ほどのパトロールの人たちが様子を見に来た。

おじさんは、ああ、これじゃ無理だな。と言った。
何時間やっても無理だよ。と

タイヤが破裂してほとんど残っていなくて、
ホイールが、ほぼ地面につくほどに車体が低くなってしまっているので、
ジャッキがもう1つないと、車体を持ち上げることは不可能なのだそうだ。
俺のタイヤ交換は、こうして頓挫した。

仕方ないので会社に電話をしたら、この近くのタイヤメーカーの業者に来てもらう
手はずを整えてくれることになり、安全な場所で待機するように言われた。

だったら、最初からそうしてくれよ・・・。金をケチりやがって。

俺は再び高速の緊急電話から、業者にタイヤ交換をしてもらうので
しばらく待ってやってもらうことになったことを報告し
車に戻って中で待機することにした。

携帯の車内充電器を持っているので、充電は気にしないで使える。
そこで、前日に電話があったけど気がつかなくて
まだかけていなかった、例の合コンを勧めてくる友達に電話をする。
友達は、昼過ぎだというのにこれから焼き鳥屋で
飲むのに店前で開店を待っている最中だった。

同じ待つのでも、俺は高速の路肩で車内でタイヤ屋を待ち、
彼は焼き鳥屋の店前で開店を待つ。

なんたる境遇の違いであろうか。
俺は、自分の今の状況を話さないで
そしらぬ顔で話した。
まさか俺が、いまこんな状況で電話をしているとは思うまい。

友達の話では、合コンの相手がえらい乗り気で、やたらと催促してくるようだった。
友達もいつにしようかとノリノリだ。
実に気が重い話だった。

電話が終わってまだ来ないので、別の友達に携帯で撮ったバーストした
タイヤの写真とともに、起きたことをメールしてみた。
友達は心配してくれて、そんなバイトは今すぐにやめたほうがいいと
忠告をしてくれた。
確かにそろそろ、変えることも考えたほうが良さそうだ。

それから30分くらいしてから、タイヤ業者のトラックが来て
隊員の人が言った通り、ジャッキ2つで車体を持ち上げて
ものの15分ほどでタイヤ交換をしてくれた。
俺は、横で今後の参考にとじっとそれを見ていた。

タイヤを交換してもらって、車を発進させサービスエリアに行き
遅い昼食の冷やしそばを食べ会社へと向かう。

実は、俺は大学のときに車を運転するバイトをしていた時に
廃車同然の車を運ばされて、湾岸道路で車が故障して煙が出てきて運転不能になり、
エンジンルームから火が出た経験があった。
俺はそのときは、それを知らずにのんきにスポーツ新聞を車の中で読みながら待機をしていて
偶然通りかかった運送会社の人が
消火器を持って駆けつけてくれて、消し止めてくれて事なきを得ていた。
そこはちょうど消防署の管轄の分岐点で、双方から消防車が10何台も来る騒ぎになった。
今回、俺が煙を見てとりあえずすぐに車から離れたのは
その時の経験があったからだ。

そんな経験と、今日のこのアクシデント。
いずれも、俺は何事もなくまったくの無事だった。
なぜなのだろうか。
悪運が強いのだろうか?
俺は、神に生かされているのだろうか?
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by masa3406 | 2009-05-22 02:56

元気

ジム仲間が頑張り試合に完勝した。
俺はただただ祈る気持ちで応援をしていた。
最後の最後に、最近いつもジムで彼が練習していたコンビネーションが炸裂した。
本番で出せるのはさすがだと感嘆した。

純粋かつシンプルな元気をもらった気がした。
ジムを移籍してから会っていない選手のことがふと気になり、
ネットを見たら、ランキングが上がってメインを張るまでになり頑張っているらしかった。
今度の試合、応援に行って元気をもらうとするか。

身近な仲間から刺激をもらえるのはありがたい事だ。
そして、スポーツとはいいものだ。
明日からジムも頑張ろうと思った。
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by masa3406 | 2009-05-18 02:44

破滅型人間

ジムから帰ると、携帯に友達からの着信があった。
この友達は元料理人で今は料理のコンサル系の会社を経営している。
元格闘家で奥さんもいる。
グルメでもあり、もっぱらのもつ焼き好きで、たまに飲みに行くのでまたその誘いかなと思った。
以前の無職だったときは、たまに昼間からやっている美味いもつ焼き屋に
一緒に行き、そこからさらに魚の美味い店と、はしごして飲んだものだった。
彼のペースでは俺はとても飲めないが・・・。

電話の声は上機嫌だけど、最近、寝ていると夜中に股関節に激痛が走り、
歩けなくなって救急車で運ばれたのだそうだ。
彼は以前にも、血液を固める血小板が減少しているらしく、鼻血が止まらなくなり
止め処なく出続けて、救急車で運ばれたことが数回あったこともある。
あまりにも血が止まらなくなると、口から血の塊が出てくるそうだ。

この友達は、異常なまでの酒好きだ。
以前、アル中になったことがあり、幻覚を見たこともあるほどだ。
職業柄、酒を飲むのは仕方ないのだが、よく酒屋で透明のボトルに2リットルくらい入っている
安い焼酎。
あれを買って自宅ですぐに空けてしまうほどだ。
仕事の事務所も家なので、昼間から飲んでいる時もあるみたいだ。
一緒に飲みに行っても、俺も飲むほうなのだが友達はペースが最後まで落ちない。
彼には、ほどほどにということがないのだ。

ジムのキックの試合に連れて行ったことがあったのだが、
その時も目が充血していて、呂律が回っていなくて飲んできたみたいだった。
病院に運ばれて、色々な検査をした結果。
なんと、肝硬変が進んでいるとのことだった。
それや酒の飲みすぎが原因で、色々な抵抗力が落ちて
血小板やら今回の股関節痛やら、体のあちこちに異変が起きているようだ。

前から酒はほどほどにしなよ、と何度も言っているのだけど
俺は好きなことをして我慢しないで、短命でもいいから人生を楽しむんだ。
と言って聞かない。
そんな痛い思いをしても、止める気にもならない。
会社も体調的に、あと5年できたらいいなと恐ろしいことを平気で言う。
食事を変えたり、酒を控える気はサラサラないのだ。
多分、身近なカミさんはもっと言っていただろうけど、彼の性格からして
もうあきらめているのだろう。
元々不良だったし、何事にもほどほどにというのがなく、性格的に破滅型だと思う。
以前、浮気をしていた時も破滅型的な浮気だった。
留置所に拘留されたり、新宿駅でやくざと大喧嘩をしたり、
普通では考えられないようなかなり堂々とした浮気をしたり
破天荒な彼はエピソードには事欠かない人物だ。
以前、俺が車の事故でケツ持ちの右翼が出てきたときも
俺が直談判してやると言ったほどの熱い奴だ。

医者からは、そう長い人生にはならないと言われたらしく
それでも変える気はないと言う。
俺も、仲良しの友達なのでなんとかしたいのだが
この性格なので、言っても聞かずにあまりにも難題だ。
死に急ぐと言うか、破滅型の人間は自己完結しているので聞かないのだ。

俺とは違って、バイタリティーもあり人生を濃く生きている友達。
だからこそ、人生はもう堪能したと思うのだろうか。
俺の場合は、あきらめの意味で長生きはしたくない。

肝心な電話の用件は、元カノと何年ぶりに電話で話したそうで、
友達が頼んだのだろう。俺に紹介したい子がいるから、
今度合コンをやるから来いというお誘いだった。
友達は、俺に彼女がいないのを心配して 最近彼女できた?
と会ったり電話をすると必ず聞いて心配する。
友達は、なぜか俺は彼女を作ったほうがいいと思っているみたいなのだ。
友達から見て、それで何かが俺に欠けている。
どこか、幸せではないように見えるのだろうか。
俺は一人は好きだし、最近はジムでは試合に向けての
練習に励んでいて、これでも楽しいのだが・・・。

俺はそのたびに、今はそういうのは全然だよ。
ジムも忙しくてまったく探してもいないし。
と流すのがもっぱらの対応だった。

本当は、・・・・。それどころではないのだけど
せっかくここまで心配してくれる友達のお誘いなので、行ってみようと思う。

それよか、どう酒を止めようか。
難しいなあ
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by masa3406 | 2009-05-15 20:28

結婚とは束縛?

日曜日、昼間家で寝ていると携帯に電話がかかってきた。
この間結婚した友達からで、出るとこれから飲まないかという。
この前もだったが、ずいぶんと急な奴だ。

披露宴に出席した友達に、お礼を兼ねてご馳走して挨拶をして回っているのだという。
披露宴はどうだった?と聞くのでその感想も聞きたいのだろう。

そんなわけで、突然、上野界隈で飲むことになった。
秋葉原で待ち合わせると、ヨドバシカメラ側の出口近くに
神輿をかついだはっぴを着た集団がいて
お祭りワッショイ状態だった。
今日は神田明神のお祭りの日なのだ。

友達は朝からフットサルをやってきたらしかった。
祭りで、事件で休止となった秋葉原の歩行者天国が復活していた。
この光景を見るのも久しぶりだ。

2人で歩きながら広小路方面を目指す。
新婚旅行はどこに行ったのかを聞くと、まだ行っていないという。
それでは、新しく行き始めた会社がよほど忙しいのだろうと言うと、
友達は、結婚式の数ヶ月前に会社を辞めて行く会社が決まっているという
話だったのだけど、条件面の都合があり入社が伸びていて、
まだ働いていないとのことだった。
ただ、仕事そのものは決まっているらしい。

ということは、式の前に会った時からいまにいたるまで無職だったようだ。
奥さんも結婚前に会社を辞めていたので、2人して無職だ。
夫婦で無職で結婚とはたいした奴だ。
友達は実家で2世帯で住んでいるので、衣食住の費用はかからない。
そういった恵まれた環境の成せる業なのだろう。
1人で職探しするにも、平行してバイトをしないと生活が成り立たない俺からしたら、
金に縛られないで生活や就職活動ができるのは、とてもうらやましい環境だ。

2人で居酒屋を探すも、夕方前なのでまだ店が開いていない。
ようやく、友達が知っているという御徒町の蕎麦屋がやっている居酒屋に入って乾杯をした。

友達は披露宴の感想を聞きたがったので、楽しい式だったと感想を述べた。
本当は、同じテーブルの同級生と同窓会状態で、酒が入ったこともあり
あまり披露宴の内容そのものを良くは覚えていなかったのだが・・・。

こういうときは女性は、幸せそうで良かったとかドレスが似合っていただの、
旦那がカッコ良かっただの、もしかしたらそういう「晴れ姿」に対する答えが欲しいのかもしれないが、
友達は披露宴の余興とか、出た料理、式の全体の構成のできばえを聞きたがっていたので、
そこを重点的に褒めておいた。

式そのものは赤字だったらしく、それなりのホテルで式をしたので
かなりの金がかかってしまったようだ。
友達と奥さんは、すっかり式で疲れてしまい翌日は2人して熱を出してしまったようで
ものすごく疲れたんだそうだ。

結婚してから、奥さんの態度が独身で付き合っていた時とは急に変わったらしく
友達は、結婚は自由がないしするもんじゃないよ。としきりに俺に言った。
とても、新婚ほやほやの幸せの絶頂期の奴の言葉ではない。

付き合っていたときは、やさしい性格でやさしい言葉をかけてくれていたのが
結婚して安心したのか、急に地の強い女が前面に出てきたそうだ。
彼女から奥さんになると、生活になり女性は色々と変わるようだ。
前はもっとやさしい性格の子だったよ。
こんな性格と知っていたなら、結婚相手には選ばなかったよ。とがっかりしたように言う。

友達は、しきりに自由が自由がと言う。
よほど、独身時代と比べて制限があり窮屈な思いをしているらしかった。
不仲ではないものの、結婚生活とは精神的な束縛感、拘束感を伴うものらしい。
とくに俺みたいな、自分の好きに生きているタイプの人間は
窮屈で向かないから結婚はしないほうがいいと
忠告をされた。
そして、俺が自由であることをうらましがられた。

それが、高校からの付き合いの俺の性格を良く知っている人間の
率直な意見なのだろう。
俺も小さいときから自覚しているけど、俺には結婚とは向かないものなのだろう。

途中から、別の独身の同級生が合流して
店を変えて3人ですし屋で飲んだ。
俺はどうしようもない奴なのに、
こうやって、長い付き合いができるあたたかい友達がまわりに沢山いる。
俺がこうして生まれてきて、生きているのは
間違いとしか思えないし意味はわからないけど、幸せなことだ。

そういや、今度結婚する友達の彼女は結婚を異常に急いでいた。
してみてから、色々と変わらなきゃいいけどな。
そんなことを思った。
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by masa3406 | 2009-05-11 22:10

無職のGW

バイトの会社の支店が房総の木更津にあるので、俺はそこをたまに行き来する。
GWが後1日の昨日、出勤だった俺は木更津の支店に用があり車で往復することになった。
途中に寄ったドライブインでは、いつもは空いているのにGWの行楽客が沢山いて
混んでいた。
ここは、行くときに頻繁に寄るのだが、千葉は名産物が少ない県だ。
売っている主たる名産も落花生だとかあさりだとかそんな程度しかない。
海を横断するアクアラインを通った時に海ほたるに寄ったこともあったが、
そこで売られている千葉の特産品は似たようなものだった。

GW中ということもあり、スーツ姿の人間は俺くらいなもんだ。

楽しそうな顔で、ソフトクリームを食べている人もいる。
いいなあ・・・。楽しそうだ。

行きの高速はさほど混んでおらず、順調に行けたのだが
帰りは夕方になり、八千代のあたりから東京へと帰る大渋滞に巻き込まれた。
皆、GWに彼女や友達や奥さんや家族と、各々のドライブや旅行から帰宅する途中なのであろう。

この連休は休もうと思えば休めたのだが、日給月給の俺は暦通りに休んでしまうと
稼ぎがえらく減ってしまう。
だから、仕方なく出勤した。
帰りの渋滞に巻き込まれながらも、去年のGWは夜のバイト先の女の子と一緒に
箱根や湘南をドライブしたことをぼんやりと思い出した。
それ自体が取り立てて印象深い思い出だったわけではなく、
そういう人並みの行楽をしていた俺が、去年いたという事実を思い出したのだ。

去年は正社員だったので、のんびりと暦通りに休めて、
ドライブなんかに行ける金銭的な余裕もあったのだ。

そう考えると、今の境遇がなんとも情けなくなった。
無職だと人並みにGWすら満喫できないのだ。
今年はどこにも行けなかったのに、夕方の帰りの行楽渋滞に巻き込まれながらも、
なんとなくGWにどこか遠出をした気分になった。
それは、とても空しくもあり悲しい錯覚だった。

来年は、GWは友達とどこか遠出をして満喫したいもんだぜ。
こんな境遇に置かれてみて、やっぱり正社員にならないとなあ。と思った。
制限があるのは辛いものだ。
がんばりたいと思う。
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by masa3406 | 2009-05-06 19:47

昼休みのすごし方

バイトで先で、俺は昼飯を1人で食うのが好きだ。
プライベートでは、友達付き合いやジムでは人付き合いが好きな俺も
職場のような、本当の友達ではない関係の寄り合いの社会では、
昼休みは、気を遣わないで自由な1人でいるのが好きだ。
昼休みとは、マイペースに静かに過ごせる束の間のエスケープだ。
これは、過去のどこの職場でも変わらない。
それと、俺は何よりも昼寝が大好きなのだ。

皆は、出前や各々の彼女の作る弁当かコンビニの飯を買ってきて
狭い事務所で食っている。
1人になりたい俺はそれを見て、よく落ち着かなくないよな。と思う。

休憩は1時間で 俺が行くのはだいたいマクドナルドか、
会社の近くの麺にコシがあって美味いうどん屋だ。
マクドナルドは、特に好きなのではなく単に長居ができるので行っている。
昔の職場では、長居と昼寝ができる。という理由だけで
量も少なく高いのにドトールに頻繁に行っていた。
ドトールの3種類程度しかないサンドを俺は、何個食べただろうか。
毎日のように通っていた俺が、たいして好きじゃなかったのに
ただ、寝るために来ていた。とはよもや店員は思うまい。

マックだと、だいたい最初の30分で飯を食い残りの30分は、
携帯でネットを見たり居眠りをしていることが多い。
2階は、客も少なくて落ち着くし、考え事をしたり、寝るにはうってつけの場所だ。
うどん屋だと、会社で車を借りて行き20分くらいで食事を済ませて
残りの40分は車の中で、FMを聴くか寝ていることが多い。

そんな気ままな昼休みのすごし方をしている俺が、昼休みになる前に
いきなり事務の社員のおばさんに
今日、一緒にご飯を食べに行こうよ。と誘われた。

これは非常に迷惑なお誘いだった。
俺は1人になりたいのだ。

誘うわりには行く店が決まっておらず、俺に何がいい?
私はなんでもいいよ。と聞いてきたのを見て
多分、昼食の誘いは口実で仕事のことで何か話があるに違いない。
と直感的に悟った。
この既婚のおばさんは、性格がキツく細かく男勝りな人だ。
聞き役タイプではなく、おおよそ一緒にいて安らぐタイプではない。
面倒だなあ。
何か言われるのかなあ・・・。
気分がげんなりした。

どこでもいいですよ。行きたい店に合わせますよ。
と答える俺にどこがいいかと執拗に聞いてくる。

相手は話したいことがあるのだろうけど、俺には話したいことはない。
立場として相手に合わせて話すだけだ。
俺には、美味くてもまずくてもどうでも何でも良かった。

会社の裏にある その人お勧めのランチの美味いという小料理屋に行った。
俺は、特に食べたいものがなかったので
日替わりランチのスズキの焼き魚の定食を頼んだ。
飯がぱさぱさして、魚も脂の乗りがいまいちで淡白だ。
小鉢も言うほど美味くもない。
おばさんは、天丼を食べながら
ここのは美味しいのよ。だからよく来るの。
と得意満面な様子だ。
それを見て、この人の美味しいは当てにならないなと思った。
近所の美味しいと前に勧めてくれた、イタリアンやフレンチの評価も見直さないとならない。

しばらくは他愛のない世間話をしてから、おばさんは急に本題に入った。
おばさんは、俺がこの会社で社員になるのか?それともこのままバイトでいいのか?
どうするつもりなのか?と直球で矢継ぎ早に俺に質問を浴びせてきた。
近々、会議で本社に行くので社長に聞かれるかもしれないから、把握しておきたいのだという。

とりあえず、数ヶ月はバイトのままでいるつもりだと、所長に聞かれたときのように答えると
社長の性格からして、先延ばしをしたら社員の話はなくなる。
事実上、選択肢はないので
今、どうするつもりなのかを聞きたい。と曖昧な答えを許さない姿勢で詰問された。

その話は所長に聞いていたし、わかっていることだった。
相手が所長ならわかるのだが、俺はなぜこの事務のおばさんに
今、それに答えないとならないのだろうか?

かと言って、隠し立てをする必要もなかったので、
俺はこの会社で社員にはならずに、就職活動をして就職するつもりだと答えた。
元々がバイトとして応募をしたら、社長が社員の面接で応募したと勘違いをして
社員採用の話が起こったいきさつも話した。
すぐに辞めると思われて社長に話されてしまうと面倒だったので、
先々はという言い方にしておいた。

俺から疑問を聞き出したおばさんは
それから、結婚するつもりはないのか?とか、兄弟構成や血液型まで
俺のプライベートに関することをあれこれと質問した。
わかったことは、俺もそのおばさんも同じ一人っ子だったということだ。
あと、なぜかそのおばさんは、会社以外では独身の立場で通しているとのことだった。
なぜなんだろうか。50前のおばさんが独身であろうと、
既婚であろうと そこに何の意味があると言うのだろうか?

俺の答えを聞きながら、あんたもいい歳なんだから、もっとしっかりしなさい。と言われた。
まったくおっしゃる通りである。

一人っ子で会社を辞めてお金がないなら、実家に帰ればいいのに。と言うので、
母親とは不仲な関係であるので、その選択肢はない。
俺には帰る場所はないことを説明したけれど、
普通は、母親は一人息子はかわいいものなのにどうして?と驚かれるばかりで、
世間の多くの人と同様に、その答えを理解してはもらえなかった。
そのおばさんは、拒絶を味わったことがなく、暖かい愛情に満ちた家庭で育ったのだろう。

今後を予想すると、来週の会議で聞かれるまでもなく、
おばさんは社長に俺の本音の結論話を自らすることだろうと思う。
社長はワンマンだ。
こういう営業でもない微妙な立場の人が、せっかく聞き出した
社長が知りたい情報を手土産に利用しないわけがない。

そうなると、就職活動のピッチをより早めないとならない。
GW明けには、ガンガン動かないとならない。
これで、俺の覚悟もできた。

最後に、会計をしようとすると
いいから。出すからとご馳走になってしまった。
そのおばさんに、借りを作りたくなかった俺は
なんとも微妙なちょっと困惑した気分になった。
無理に付き合いで食事に誘われた女の子が、
おごられたくないと思う心境がなんとなくわかった。
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by masa3406 | 2009-05-02 05:44