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創価学会

バイト先におっちゃんがいるのだが、
雑談の流れから明日の選挙の投票日の話になった。
厳密に言うと、明日は雨が降るので早めに投票に行ったほうがいいと
いう趣旨から始まった何気ない雑談だった。

一般的な今回の選挙の話題と言えば、自民党の歴史的な大敗による
与党から野党に入れ替わるであろう展望や、
民主政権になった場合の、マニフェストで今後国の政策が
どうなるかが、国民の共通する主な関心の焦点であるはずで、
俺もそんな話題になるのかなと思いながらの雑談だったのだが、

唐突に、そのおっちゃんが

明日、公明党に入れてくれよ。○○ちゃんと言った。

とっさに、俺はいや 公明党は・・・。と苦笑いをして言ってしまった。
これには、悪いが本当に苦笑いした。

自民も大敗して、連立政権もなくなり
しかも議席も大幅に減らすことが予想される公明党になぜ入れろと?

なんのメリットもないじゃん。
そこを平気で言うのが、信者たるものなのかもしれない。と思った。

この人、創価学会だったのか・・・。
それ以上は選挙の話はやめたのだが、
なんか聞いちゃいけないことを聞いたような、暗澹たる気分になってしまった。

それに、俺はまったく熱心ではないが
幼少から洗礼を受けたれっきとしたカトリック信者だ。
俺がなにかピンチの時や神頼みをするときは、
俺は十字を切る。

ほかの宗教は、悪いが俺は応援はできない。
浮気はできません。

バブルが弾けてからのこの10数年で、
日本はどんどん悪くなっている。

とりわけ、小泉政権で派遣法の規制緩和をして
非正規雇用を増やして、国民の雇用形態を根底から変えてしまった政策は
最悪な改悪ともいえる。
輸入に頼り福祉制度も脆弱であるなんの資源もない日本は、
終身雇用や右肩上がりのある程度約束された雇用形態が、
唯一の安定だったはずだ。
昔は労働者階級であれ、子供を何人か育て上げる生活ができていたのだ。

今は、賃金の安い非正規雇用の割合が増えたことによる
ワーキングプアーが増えて
税収も減り、内需も減り、結婚も減り、それに伴い
生まれてくる子供も減り、先が見えない悪循環に陥っている。
民主党で何かが変わるとは言えないが、この10数年で悪化させた
自民党政権に委ねていては、だめなことは確かだ。

世の中はなんでも、すべて評価されるのは結果でしかないのだから。

ワーキングプアーの俺は、民主党に投票してくるつもりだ。
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by masa3406 | 2009-08-30 04:26

悔恨

横浜に用事があり車で行った。
途中、東神奈川から新子安を抜けていくときに、国道沿いにマンションがいくつか並んでいる。
反対側は工業地帯だ。
俺にとっては、そこは複雑な思い出がある場所だった。

俺は、大学時代に仲良くしていた友達が何人かいた。
その中で、神奈川県出身のバンドをやっている長身のAという友達がいた。
Aはバンドや音楽に対してとてもストイックで繊細な性格の奴だった。
そのバンド仲間のB・C・Dとも俺は仲良くしていたのだが
彼らはみな、Aの持つ繊細さに気遣いながら接していた。
ある部分は、腫れ物に触るように接していたような感もあった。
俺も、その当時はその空気を読んで近しさの中にも
気遣いを持って付き合っていたと思う。
時にAは思い悩むと、酒を飲んでアパートに引きこもることもあった。
俺には、ほかにも仲良くしている友達がいたので
そこまでべったりとした友達関係ではなかった。

外見は中性的な長身のイケメンで、学内外でも女にとてもモテていたが
本人はそれをあまり自覚していない珍しい奴だった。
何人か学内の女に付きまとわれたりして、イケメンも色々と辛いんだなあ。
と思った。

やがて俺たちは2年生になったのだが、Aは音楽の作曲をやるために
音楽の専門に通いたいと、大学を辞めアパートを引き払い実家に帰っていった。
俺とAとの付き合いは、趣味なんかも合い時にブラックジョークを飛ばすセンスなんかも
好きで、その後も続いていた。

やがて俺も大学を卒業し、
そのころのAは、横浜のアイスクリーム屋で契約社員で働いていた。
同僚はA以外は全員女の子だという。
そんなバイトを選ぶなんて、中性的なAらしいなと思った。
Aは通った音楽の専門を卒業して、仕事以外は一人部屋にこもって作曲の
創作活動をしているようだった。

そんななか、Aの親父さんが定年退職して実家ごと故郷に帰ることになり
実家が九州の方に引っ越していった。
Aは親に買ってもらったマンションで、1人暮らしを始めた。
末っ子で、母親にかわいがられて育った奴で、繊細なAのことだ。
孤独な作曲活動の生活で1人で大丈夫かな?と内心その身を案じた。

Aは、その内向的な性格が故か、
高校時代以前の地元友達との付き合いも少ないようだった。
細々と付き合っていた、唯一の友達とも
一緒に合宿免許に行ったときに些細なことで喧嘩になり、
それで関係を断ち切ってしまったと話していた。
俺にしてみたら、え?そんなことで友達関係を切っちまうのか?
と思えるような些細な事だった。
その時に付き合っていた同じ売り場の18歳の女の子とも、本当に些細なことで別れていた。
浮気をしたわけでもない。致命的なことがあったわけでもない。
相手はまだこの間まで高校生だった子供なんだし、許してやればいいのに。
と思えるようなことだった。

大学で、あれほど仲良くしていたバンド仲間の家に
俺が遊びに行くときに、一緒に行こうぜと誘ってもかたくなに来なかった。
大学のときは、そいつの家に入り浸り仲良くしていたのに
俺には、その態度が不思議でならなかった。

そんなAを俺は、過去をすっぱりと消去していきたいのか、あまり過去や
人間関係を大切にしない奴なんだなあ。と思った。
自分の中の価値観や規律と違うと、許すことなく排除してしまうようで、
潔癖症なのか、難しいところがある奴だなと思った。

俺は繊細ではない、がさつな奴だ。
いつ地雷を踏むか分かったもんじゃない。

そして、その時は突然訪れた。
その頃、Aはより音楽活動に専念したいとちょうどアイスクリーム屋の仕事をやめていた。
そんな中、俺は横浜スタジアムで野球でも観戦しようぜ。と誘った。
横浜ベイスターズ対Aが熱心なファンの阪神戦だった記憶がある。
野球を観戦してから、2人で横浜のボウリング場に行き
帰りにAが遊びに来いと言うので、電車に乗りAの自宅マンションに寄った。
Aは自らパスタを作ってくれて、俺はそれを堪能した。
今までにも何回かあった、いつもの交遊で
俺は、今日は楽しかったな。なんてことを思いながら、
Aに駅まで見送られ京浜東北線で帰宅したと思う。

それが、俺がAと会った最後の日になった。

その翌日から、俺がAに電話をしても一切電話に出なくなってしまったのだ。
なにか喧嘩をしたわけでも、何かをしたわけでも
何かがあったわけでもない。
Aは当時携帯を持っていなかったので、家電の留守電に
入れても、それでも連絡がつかない。
俺には、寝耳に水で何が起きたのか理解できなかった。

ただ、1つだけ思い当たらないこともなかった。
その日、Aがこの間CDを売りに行ったと話していたのを思い出した。
Aは、とてもCDを大切に集めていた。
仕事を辞めて、それを売るほどお金がないのに、
俺が無神経に遊びに誘っていてそれをAは
断れなかったんじゃないだろうか?と思ったのだ。
パスタを作ってくれたのも、考えようによっては外食費をかけたくなかったのかもしれない。
もしかしたら、ほかにもあったのかもしれないけど
何か俺が、地雷を踏んだのは確かだった。
そして、それまでの交遊同様に過去のものとして消去されたのだと思う。

こうなったのが女なら、即座にまあしょうがないな。と俺はあきらめるとこだが
俺たちには、友情があったはずだし、いったい何があったんだ?
なにかしたのか俺は?と気になって仕方がなかった。
なんせ、今まで友達関係が切れたのが初めてだったので、
その現実を受け入れられなかったのだと思う。
それから、1年くらいは気になったときに連絡を試みたけど
ついにAは電話に出ることはなかった。
俺は、性格的に強引なタイプではない。
さすがに家まで訪ねていく選択肢は、俺にはなかった。
やがて、俺も電話をすることはなくなった。

それから、こうしてそいつの住んでいるマンションの前を通ると。
あいつは、あれから元気にしているのかな。
作曲家として生活をしているのだろうか?
悪いことしたなあ。と
車中からそいつの部屋を見上げてしまうのだ。

元気でいてくれたらな。と思う。
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by masa3406 | 2009-08-12 04:06

距離感

最近、バイト先に新しく入ってきた子が、初日からやたらと甘えてくる。
基本的に女の子とは感情的な距離を置きたい俺には、
ちょっとその距離感や雰囲気は困るんだぜと俺は引き気味だ。
仕事が終わって逃げていると、かまってくれと寄ってくる。

会話をしても、俺の血液型やら誕生日やら流れと関係なく聞かれ、
答えたら褒める褒める。
その血液型の人はタイプだの、自分の血液型とは
相性がいいだの俺は本来は当たり前のことしか言っていないのに、
その子は力が入っていて、会話が妙になりがちだ。

俺は、それを笑ってボケたりして
関係ない話題に持って行きニュートラルな位置に戻す。

今日は、俺の地元はどこなんだという話になり、
それに答えていつか帰りたいと思っている話をしたら
その地元の町のこともいいよねえ。と褒めに褒められた。

エー俺は育った町だから好きだけど、世間的にそんな褒めるほど
お世辞にもいい町じゃないぞ Σ(´Д` )と。

今のところ、週に限られた日しか来ないからいいけど
その子のシフトが増えたら、面倒だなあ。と思ってしまった。

頼むから、他の子みたいにどうか普通に接してください。
俺には、なんの思惑や期待にも答えられないのだから。
持ち上げても、俺はだめ人間。 なんにも出やしませんぜ(´・ω・`)
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by masa3406 | 2009-08-11 05:23

会えるうちに

癌で入院中の友人に電話をしてみた。
俺の前に、入院してから京都に住む共通の友人が電話をしていたので
入院中でも電話ができることはあらかじめ知ってのことだ。
その友人と俺は、お見舞いに行く予定を立てていたのだが
さすがに、入院中の友人に何度も電話をするわけにはいかない。
だから、お互いに交互に時間を空けて電話をすることに決めていた。
今日は俺の番で、具体的にお見舞いに行ける日を聞くためだった。

電話越しの友人の声は、入院前とは違い元気がなかった。

検査結果を聞きに病院に行ったら、肝硬変からくる静脈瘤が
2箇所見つかり緊急入院・緊急手術になったのだと
今の状況を説明してくれた。
個室に入院しているのだという。
実は、そこまでは京都の友人からの情報で知ってはいた。
そこから先の状況は知らなかったのだが、
その手術で、胃の内部を切除したとのことで
吐き気がして体調が芳しくないとのことだった。
寝起き時には、とりわけ体が痛いらしく
起きているときも、体に痛みがあると言う。

病院で暇してて何をしてるんだ?入院生活は退屈だろう。
何か読みたい雑誌でも持っていってやろうかと、
気楽な質問をしようと思っていたのだが、俺はそれを頭の中で引っ込めた
とてもそれどころではなかったようだ。

彼からは、さらに厳しい状況が語られた。
肝心の癌なのだが、腰にも癌が見つかったとのことで
これから数日後にその精密検査をするのだという。

腰ということは、骨にも転移しているということだ。
癌細胞は若いと転移しやすい。
予想はされたが、厳しい話だった。

おそらくこれからも、何度も検査漬けになるであろう
何度かの手術が待ち受けているであろう、
友人の事を思うと、なんと言っていいのかわからなくなった。
どんな気休めの言葉も、不謹慎な軽い言葉に思えたからだった。

友人は具体的な面会時間とこれからの予定を教えてくれた。
寂しがり屋の友人は、お見舞いはウェルカムだと言ってくれた。

京都の友人に連絡を取り、状況を説明してお見舞いに行く日程を決めた。
会えるうちに会っておこう。と思う。
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by masa3406 | 2009-08-09 05:31

芸能人

芸能人が、ここのところ薬物で事件を起こしている。
俺の芸能人に対するイメージを漠然とレスしてみたいと思う。

俺は以前いた会社で、時に芸能の番組の現場に行くこともあった。
俺はスポーツは大好きだが、芸能界だとか芸能人に対して、
まったく憧れを抱いたことはなかった。
だから、現場では俺は限りなくフラットに物事をクールに見ていたと思う。
はっきり言ってしまえば興味がなかったのだが。

そんな俺が、とりわけ現場で驚いたことは、芸能人やアナウンサーと言われる人は、
最初の挨拶の時や休憩の普段は物静かだったり、ごくごく普通の
一般人といった様なのだが、
誰もが大抵、本番になりカメラが入った瞬間に突然スイッチが入り、
声も大きくなり表情が豊かになるなりして、目に見えてテンションが上がることだった。
中には別人格のようにテンションが上がる人すらいた。

現場にはだいたい、その出演者にも自分がどのように
カメラに映し出されているかを確認するモニターが、
出演者に見えるように下に置いてあり、
それを彼ら彼女らは逐一確認しながら表情を作ったり
リアクションを行っている。
そして、間にCMなんかが入るとまた元の素の表情に戻るのだ。

それを見て、俺はこりゃある意味アホじゃないとできない仕事だな。
と思った。
正直、内心引いていたといってもいいかもしれない。

彼・彼女らは常に演技をしているようなものであり、素で映っている人間などほとんど
いないと言ってもいい。
常にどう見られているか、自分が映像としてどう映っているかを意識しながらであり、
こりゃ相当に自分が好きだったり、自己顕示欲が強くないと気恥ずかしくて
できない芸当だなと感じた。
ある意味、馬鹿にならないとできないのだ。
俺みたいに自分を作ることが大嫌いな、白けている人間には生まれ変わっても無理な芸当である。

確かに、番組を撮るときに一般人が何も考えずに素で映っていたら、カメラ的にも
素材となる映像が撮れずに視聴者にも退屈なものになるであろう。
が、それでは番組として成立しない。

現場では出演者のことを演者さん。という呼び名で呼ぶ。
芸能人でも、アナウンサーでも、出演者はすべて演者さんだ。
ドラマじゃないのになぜ演者さん?と思ったが、
まさしく演じているから、演者さんなのだ。と現場を見て俺は初めて理解した。

芸能の仕事は、資質として俺が俺が 私が私がの自分が大好き人間で、
かなり自己顕示欲・自我がが強くないとできない仕事だなと感じた。

だから、アナウンサーも含めて
おっとりしていて、控えめでおとなしい、いわゆるいい人タイプの人は
芸能界で生きている人間にはなかなかいないのだと感じた。
とても、そんな人には勤まらない仕事だからだ。
そういう人間は、自己表現を出来ずに埋没して淘汰されていくのであろう。

普通の一般人には、
よほどの出たがり屋でもなければ、演技なんかして仕事をできるもんじゃない。
同時に、そんな仕事が故、ストレスも溜まるのだろうなと感じた。
またそのテンションを上げ演じるには、時としていわゆるドラッグの手を借りる人間も
出てくるのかもしれない。

言い方は悪いが、俺には芸能界は
ちょっと変わった連中の変わった連中による
変わった連中のための仕事に感じた。

まあ、変わっている俺なんかに言われたくはないであろうが。
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by masa3406 | 2009-08-08 05:09

約束

癌の友達から電話がかかってきた。
確か、転移しているかどうかを含めた、精密検査の結果が出たころだった。

用件は、来週半ばからの入院前に
一緒に焼き鳥の美味い店に行こうという約束をしていたのだが、
明日はどうだ?という急な話だった。
友達は有名な大学病院の入院が決まっていたのだが、
入院が今週半ばに早まり、明日しか時間が取れないから。という理由だった。

それを聞いて、多分 癌の転移が見つかったか、芳しくない結果が出たのだろうなと思った。
有名な人気がある大学病院などは、予約が埋まっていてベットがなかなか空かないものだ。
それがこれだけ早まるのは、よほどのことであろう。
心なしか、いつもよりも声に元気のなさを感じた。

俺の母親は、以前末期癌患者が入院するホスピスで働いていたことがあり、
何人もの癌患者やその死を見てきた経験があった。
だから、実家に立ち寄ったときに友達がちょっとこういう状況でと
話を聞いてみた。

それに対しての母親の見解は、非常に厳しいものだった。
はっきり、後○年くらいじゃない。とまで言われた。
肝臓癌で無くなった人が何人か身近にいた父親にも聞いてみたが、
年齢的な問題。肝臓癌は転移しやすい。などの理由を含めて悲観的な見解だった。

友達との電話が終わってから、共通の友達である京都の友達に電話をした。
彼も俺同様に直接、友達が癌であることを知らされていて
内々で一緒にお見舞いに行く約束をしていたからだった。
お見舞いのために京都から東京に来るのだ。

友達のことを話しながらも、 うーん・・・なんとも言えないよねえ。と
お互いに何回か言葉に詰まった。
京都の彼は、父親が癌になったこともあり厳しさを知っていた。
また、父親に聞いたら俺同様に厳しい答えだったらしい。

友達は、こういうときって言葉が出てこないよな。
と言って不謹慎だけどと前置きをして笑った。
俺も釣られてハハハと乾いた笑いが出た。
お互いに、楽観的なことを言えずに
出ない言葉を埋めるために、誤魔化して笑うしかなかったのだ。

ほかにも共通の岐阜の友達がいるので、彼も呼び
一緒に行こうということになった。

母親が言うには、手術をしてもその後に抗がん剤を飲み
食欲がどんどん無くなるものだという。
明日は用事があったのだが、
彼が大好きな焼き鳥を一緒に食べに行こう思う。
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by masa3406 | 2009-08-04 04:44