<   2011年 07月 ( 3 )   > この月の画像一覧

被災地 1

友人とJR東日本フリー切符で東北に行ってきた。

当初は新幹線で青森に行き観光をする予定を漠然と立てていたわけだが、
旅行の前日にのんきに指定席を取りに駅に行くと、
なんと青森へ行く新幹線は全席指定席であり、すべて満席でもう乗れないことがわかった。
俺が新幹線で通っていたときは、まだ青森まで開通していなかったので
指定がなければ自由席で乗ることができるだろうくらいに安易に考えていたのだ。
それなら盛岡に変更しようかと思ったが、朝に盛岡に行く新幹線も全席指定の新幹線でこれも無理。

予定の変更を余儀なくされた俺たちは、そこで宮城の被災地をこの目で見てこようということになった。
友人は仙台市内の出身で、俺は何度もドライブした土地。
お互いに現実をこの目で確かめたくなったのだ。

学生時代、幾度ともなく乗った新幹線やまびこ号に東京駅から乗り、
友人と学生時代の思い出話に興じていると
突然新幹線が、何もない田畑が広がる風景の場所で突然停車をした。
車内アナウンスがあり、震度4の地震があり停電をしたとのことでクーラーも止まった。
それから10分ほどして無事に運転を再開したわけだが、
東北では、まだまだ余震が続いている事実に直面する。

20分遅れの到着で仙台駅のホームに降り立つと、もわっとした真夏の湿度が寝不足の体を覆いこむ。
東北は東京よりは蒸し暑さがマシなイメージを抱いてきたのだが、
気温も34度と東京よりも蒸し暑く不快で、駅を出て少し歩くだけで汗が噴出してくる。

とりあえず仙石線側のヨドバシカメラのある側の出口(メインの出口の裏側)から表に出たわけだが、
駅前が区画整理されて大通りができている。
駅前の予備校に通っていた友達が、随分と変わったなあと驚嘆の声を上げている。
しかし、日差しが強く蒸し暑い。
こんな気候の中で、とてもではないが歩きと鉄道かバスで移動なんかしてられない。

そこで駅前でレンタカー屋をいくつも当たるも、予約でいっぱいで貸せる車は無いとことごとく断られる。
今はお盆休みでもないし、新幹線が満席であることといい
多分この1万円の格安のフリー切符発売効果で、観光客が殺到しているのであろう。

今はネットで事前に予約をするのが主流らしく、行き当たりばったりで
事前に何も計画を立てなかったことを再び後悔した。
一番最初に行った駅のレンタカー屋に再び行くと、ラッキーな事にちょうど今さっき軽自動車が戻ってきたとのこと。
それを借りることにした。
この間、約1時間30分ほど時間をロスしてしまい帰りまでの時間を無駄に費やしてしまった。
どちらも運転できるが、被災地に当たる場所を何度もドライブをしていて
地理勘があり運転が好きな俺がしていくことにする。

まずは松島方面に向かう国道45号を走り、途中から三陸自動車道に乗り被災地の
南三陸町を目指すことにする。
途中、町並みには変化はなく幾度ともなく通った雰囲気そのままだ。
三陸道に乗るも、道はちょうど海から遠い内陸部を縦断しているので、
のどかな田園風景が広がるだけで震災の痕跡は特に見当たらない。

途中、日韓ワールドカップでトルシエ監督率いる雨のなか日本がトルコに負けた
アクセスが悪い事でも知られる宮城スタジアムが見える。
何も変わらない、いつもの風景だった。
[PR]
by masa3406 | 2011-07-12 05:34

生死の淵

以前レスをした肝梗塞の友人が、また死にかけたらしく
この蒸し暑さで自宅で魔女の宅急便を見ながらひっくり返っていると、
その事を知らせに共通の京都の友人から電話がかかってきた。
彼は、なかなか東京までお見舞いに行けないので電話をして
様子を見てきて欲しいと頼まれた。
以前、故郷に行こうかと電話で話してはいたけど、父親のアドバイスなんかも聞いて、
現実的に無理だなと思ってたまに連絡を取る程度にしていた。

さっそく翌日、病院に入院する友人に電話をすると
幾分呂律がしっかりしていないものの、頭はしっかりしているらしく普通に会話の
キャッチボールはできて安心をする。
今度は家で静脈瘤からくる大量の血を吐いて倒れて救急車で運ばれたらしく、
3日間生死をさ迷い、その間3回ほど心停止をしたとのことだった。

家族もいつ死んでしまうかわからないと3日間立ち会っていたらしく、
そこから、ようやくこうして話せるまでに会話をできる状態になったようだ。
彼はちょうど歩行のリハビリ最中に俺に電話をかけてきてくれたのだ。

原因はまた酒を飲んでしまったらしかったが、彼は体調が悪く以前よりは酒量はかなり減っているはずなので、
今の体では肝臓が完全に機能停止してしまっている状態なので、
もはや微量でも駄目なのだろう。

これは前日の京都の友人から聞いた話なのだが、
人間は肝臓がダメになると、腎臓である程度機能をまかなおうとするらしいが
今度は腎臓の調子も悪くなってきたとのことだった。

これも友人の情報なのだが、なにか日本では症例が殆どない妙な病気にも今回はかかっているらしく
医者もそれについては手の打ちようがないらしかった。
多分、抵抗力が弱まっているので合併症が併発しているのだろう。
一応、静脈瘤はすべて取り除いたようだけど、
もう合併症のデパートのような状態で、これを治したらと言える段階ではないようだ。
彼は、今月に退院できると話していたけどあくまでも対症療法なのだろう。
俺も、もうどこがとは聞く段階ではないので病気については悪いので聞かなかった。

彼は、故郷の病院に入院したときと、自宅で吐血をして心停止をした時と
そして今回。
実に3回も生死をさ迷っているのだ。
うち4回は心停止をしているし、
いずれも発見が少しでも遅ければ死んでいたわけで、
京都の友達とも話したのだが、もういつそうなってもおかしくないんだなと
俺たちなりに小さな覚悟のようなものができた。
とはいっても、こんな経験は初めてなのでお互いに実感はないのだけれど。

ちなみに、今回は意識がないときに何度か心停止をしたので、
いずれも死ぬときの感覚はなかったらしい。

彼の代名詞ともいえる、食欲はほとんどないらしく病院の飯を薬だと思って流し込んでいると言っていた。
それでも半分は残してしまうのだという。
中身を聞くと、一応肉が出ているので多少は食べられるのだと安心をする。
体重は?と聞くと腹水と血が発生してそれが腹に貯まってウエストが1メートルを超えてしまって、
その分体重が増えているようだ。

病院の場所を聞くと都下でなかなか遠い場所だ。
近いうちにお見舞いに行くからさ。ちょっと顔を見せる程度だから。と言うと
いいよいいよ。何度も悪いし、外回りのついででいいからさ。
と彼。

元気なころ、大好きで通っていたもつ焼き屋のもつなら食べたいと思う?
と聞くと、
それだけは量食べるのは無理だけど食べたいと言う。
この食欲のない状況でそれを言うと言うことは、真の願望なのだろう。
もう通うことが不可能な彼の、ささやかな願いを叶えてあげたいなと思った。

そのもつ焼き屋はテイクアウトは無理なんだけど、俺もいきつけなので
いつもやさしく接してくれる親父さんに理由を説明して
彼に近いうちにお見舞いのときに少し持っていってあげようと思った。
食べれるかどうかはわからないけれども、彼が愛したもつ焼きを一目見せてあげたいなと思った。

じゃあリハビリの続きがあるからと言う彼に、
必ずお見舞いに行くからと約束をして電話を切った。

もう、何回会えるかわからないけど彼の笑顔に会って来ようと思う。
[PR]
by masa3406 | 2011-07-09 21:49

マルチ商法

新しい夜のバイト先の責任者的な立場の50代くらいの人が、
唐突に仕事でいい話があるんだ的な話題を振ってきた。
まだ俺が来て1週間で、俺の素性もお互いの事も何も知らない段階で、
いきなり儲け話を持ちかけてくるのも妙な話だ。

よかったらその事を話をしたいから、昼間に時間がある?と聞いてきたので、
昼は仕事でちょっと時間が取れないですねえ。と逃げておいた。

俺は、過去に自己啓発セミナー・アムウェイ・ニューススキンと友人や会社の先輩や
後輩に誘われた経験があり、
それらを誘ってくる時の切り口が、この時と非常によく似ているのを察知したのだ。
たぶん、アニュアルかなにかあってそれで似通っているんだろう。

あなたが、確実に儲かる方法をもし知っているとしたらそれを他人に教えるだろうか?
この手のものは、これで答えが出ているのだ。

仕事の休憩時間に、それとなく同僚にその人の事を探ってみると
想像していた通り、その人はなにやら、怪しげな健康食品を売ることにハマっていて、
同僚は、それを1度試してみてと試供品のようなものを配られたのだそうだ。
商品がいいものであるのかどうかは知らないが、
たぶん、ありがちなマルチ商法であろう。

どうせ、その手のものは安くもなく、
飲み続けたらすぐに1か月分程度でなくなるようにできていて、
継続して永遠に買い続けてもらわないとならないようなものだ。
そんなものは、普通に他人に勧めて継続して売れ続けるわけがないのは考えなくてもわかる。
1ルームの部屋に裁ききれない量の在庫の山を抱えて、途方にくれるのが関の山だ。

ただでさえ、自分の生活のペースを乱されるのが嫌いな俺にとって、
仕事以外のプレイベートの時間に、洗剤やら健康食品だの売りに行くなんて、
仮に儲かるとしても真っ平ごめんだ。
屁でもこきながらテレビでも見ているほうがマシなのである。

いくら、子を増やさないとならない商売とはいえ、
冷めていてノリの悪い俺のような人間に勧めるとは、とことん見る目がない人だ。

生活といえば、ようやくだがジムにも以前のようにコンスタントに通えるようになり
以前の生活が元に戻ってきた。


来月から移動になり、通勤時間が長くなるのでつかの間の生活かもしれないが、
この今の平穏な生活こそが自分にとってはベストで、
精神的に充実感を感じる。

それから、今の部屋に住んで5年。
手狭だし湿度が高く居住空間としてはさまざま不自由なこともあるし、
そろそろ引越しをしようかなと考えている。
来月はいろいろ転機となりそうな月だ。

去年はいろいろ我慢と忍耐の年だったけど、今年はようやく
分厚い雲から晴れ間が覗いてきた感じだ。
いろいろ犠牲になった年だったけど、前向きな希望だけは捨てずにいたので、
腐らずに乗り切っていい経験になった気がする。

今週末にJR東日本パス 7月9日~18日の期間限定だが、1万円で
http://www.jreast.co.jp/tsunageyou/index.html

JR東日本であれば全線・新幹線・特急・急行まで全て1日乗り放題の切符が発売されるので、
それで友人と青森まで新幹線で日帰り旅行でもしてこようかなと思っている。
[PR]
by masa3406 | 2011-07-04 01:58