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ドッペルゲンガー

今夜も深夜TBSでアニメのBLOOD-Cを見たのだが、
先週に続いて主人公のクラスメイトは2人を残してほぼ全員、ふるき物に
あっけなく惨殺されたり食べられてしてしまった展開には驚嘆した。
この子は生き残るだろうと予想していたボーイッシュな女子の同級生も一突きで殺されていた。

ここまで残虐に登場人物を片っ端から殺すアニメは異質だ。
友情アニメやほのぼの学園アニメに対するアンチテーゼなのだろうか。

今回も主人公は、覚醒後に敵をめった刺しにして返り血で血まみれになっていた。
もう主たる登場人物は、父親 喫茶店のマスター 同級生の男2人 担任の女子教師 
話す謎の犬しか残っていない。
作者は、どこにこの話を向かわせるつもりなのだろうか。

あと3話で、どんな結末を迎えるのか目が離せない。

この間レスをした小学校の同窓会に参加をしてきた。
とはいっても1次会は仕事で間に合わなかったので、俺は2次会から参加をすることにした。

夜のバイトにも行かなきゃならなかったので、ちょっくら顔だけ出そうと考えていた。
かといってその後にバイトがあるので、酒も飲めないしゆっくりする時間もないわで、
当日になって、面倒な気乗りしない気持ちがもたげてきた。
卒業後も交流がある同級生のうちの2人は参加しない事が決まっていた。

今さらもう会ってない連中と会ったところでどうだというんだろうか?
何か話すことでもあるんだろうか?
また別の機会に同窓会があったときに参加をすればいいんじゃないのか。
友達のあいつらも行かないんだし、俺も行かなくてもいいのではないか。

面倒くさくなった俺は、行かない理由や行かなくてよい理由づけを自分の中で考え始めていた。

正直に言うなら、そいつらと過ごした小学生時代が、あまり思い出せないのと
あまり懐かしい気持ちになれなくて、
そいつらやその時代が、自分にとってはあらためて過去の遠い出来事に感じたのだ。
今となっては、いい思い出だったのかもよくわからないのだ。
自分の中では、ダブってその学年を離れて以来、もう一生会うこともないだろうと思っていたので、
過去のものとして整理されてしまっていたからかもしれない。
いざ参加することになってそこにいたのは、物事に冷めて自分の世界から出たがらない
いつもの俺だった。

二次会の会場の場所がわからなかったので、一応、1次会に参加している友人とメールで
やり取りをしていたのだが、
1次会が盛り上がって長引いて2次会のスタートがずれ込む事になった。
1回だけ電話で返事が来たので話したのだが、50人くらい来てかなり盛り上がっているらしい。
電話越しにたくさん人が盛り上がっている雰囲気が伝わってきた。

ずれ込んだことで、行ってもバイトの時間まで2時間弱程度しかいられない。
余計に行くのが面倒になった。
とりあえずは家を出たのだが、車を直接バイト先に走らせようか
それとも会場方向に走らせようか悩んだ。

だが、友人は俺が2次会から参加をすると参加者に話してしまったのか、
何時に来るんだ?どこで待ち合わせようか?とメールで具体的な時間を詰めて聞いてくる。
とてもではないが、今さらやっぱり行かないとは言える雰囲気ではない。
俺は、仕方なく会場方向へと車を走らせた。

会場は、俺が夜のバイトでは散々おなじみの町だったので、すぐにだいたいの場所がつかめた。
そこで友人と落ち合い、大通りから路地に入ったビルの4階にある店に連れていったもらった。

そこは、卒業以来名前を聞いた同級生が経営する店らしく階段を登ってドアを開けると、
すぐ入ったところに飲み物を片手に談笑をする中学時代の部活の同級生の顔があった。
いく分か老けたけど顔は変わっていない。
そいつは俺を見るなり、目を見開いて おお!○○!と満面の笑顔で大きなリアクションをして、
周りの奴らを俺が来たと大きな声で呼び始めた。

たちまち4人くらい人が集まってきて、みんな目を見開いて懐かしそうな嬉しそうな顔をして
おお○○!○○だ!と話しかけてくる。
中に入ると人がたくさんいて、次々に握手の手を差し出してきた。
みんなが同じように目を見開いて、同じようなハイテンションなリアクションをするので、
少々俺は戸惑ってしまった。

大分、体型を含めて外見が変わっている奴も何人かいて、
思い出せない顔もあり、握手をしながら この人は誰だっけ?
誰だ?こんな顔の人はいたっけ?と頭が???マークになりながながらもそれらに俺は応えた。
ひとつだけ言えることは、例外なく俺のことは相手はすぐに認知できるようだ。

小学生時代、仲良しだったが疎遠の奴もいたりして、その人達と話をしながら、
俺はこいつの家に遊びに行ったこともあったし、
頻繁に遊んでいたんだなあ。と頭の中で卒業以来そのことを思い出したりしていた。
よく思い返すと、そこに来ていたいろんな奴の家に遊びに行っていたようだ。
過去の俺は、なかなか社交的だったようだ。

お前と会いたかったよう。と言ってくれる奴もいる。

奥にも部屋があり、そこに学年の主だったグループの奴らがいて
○○だ!おお○○ー!○○が来たぞー!と同じようにハイテンションで騒ぎだした。
正直、ちょっと怖い・・・。
みんな満面の笑顔で迎えてくれている。
途中から、こっちに来いよとそいつらの席に連れていかれてしまった。

俺は、ここに来るまでは長年連絡もしていないし軽く忘れられているだろう。と思っていたし、
正直、あんな奴いたなあ。くらいのリアクションの覚悟をしていた。
ちょこちょこっと隅っこで参加をする予定だったのだが、
さっきから、この反響やリアクションはどうしたもんだろうか???
客観的に見ても、以前の俺はこの学年では受け入れられていてインパクトがあるキャラだったようだ。
みんなの顔が好意的そのものなのだ。
俺に愛されるキャラの要素でもあったのだろうか?

話しかけてくる奴や、名刺を差し出してくる奴もみんな物凄く懐かしそうな
嬉しそうな顔をして非常にフレンドリーだ。

人気者だったのか?俺は???
どんな小学生だったのか思い出そうとしたけど、もう過去のこととして
閉まって長いせいかその場で困ったことによく思い出せない。

例えるなら、自分と同じ姿形のまったく別の性格の違う人間が、
ドッペルゲンガーのように同じ小学生時代を過ごし、
その自分の姿をした別人の同窓会に俺が参加していると例えたらいいだろうか。

俺は、そんな彼らを前にして以前の自分がどう接していたのか思い出せずに
戸惑っていた。
彼らが俺に向けてくれる、昔のイメージや好意的な期待を裏切らないように
必死に昔の記憶をたぐり寄せて笑顔で応えた。
少なくても、彼らの中の小中学生時代の俺は、
今の俺よりは素直で屈託もなく愉快で楽しい人だったのだろう。

確かによく同級生に面白い事を言ったり笑わせたりしていた記憶もあるけど、
今の自分になって長いので困ったことにその時の自分や
自分のテンションがよく思い出せない。

進学校だったので、医者や歯医者や経営者 1流企業に勤める人間など
日常的に俺が接する層とは違う世界の優秀な人間も沢山いた。
いられる時間が限られていて、1人1人とは大して会話は出来なかったけど、
皆は社会で自分の立場を築いていて大したもんだなあ。と思った。

少ない時間の中で、電話番号をしたり何人かに名刺をもらった。
帰る頃には、ポケットの中にいろんな奴の名刺が沢山入っていた。
俺は同級生なんだし、名刺なんかかしこまらなくてもいいじゃん。と思って持参しなかったのだが、
大人になった彼らには名刺が顔みたいだ。

名刺を渡しながら絶対に連絡しろよ!と熱く言ってくれる奴も何人もいて、
俺は、俺の印象とは違ってみんなに受け入れられていたんだなあ。と不思議な気持ちになった。
卒業以来、冷めてこの学年と心の距離を置いていたのは俺の方だったのだ。
みんなにとっては、なんの屈託もなく純粋に過去のいい思い出の世界なのだろう。

サッカー関係の仕事をしている奴がいて、帰り道に一緒になったのだが、
サッカーが好きな俺を気遣ってJリーグで見たい試合があったらいつでも言ってよ。
と言ってくれた。

裏路地を歩きながらそいつが、同じ学年でこうやってため口で話せる集まりっていいよな。
と懐かさが混じった満足そうな顔でしみじみと語った。

今回また思い出したのだが、
俺は、きっと他人に対するユーモアやサービス精神を忘れていたのかもしれない。
そういう面白い面の俺が、過去の彼らを和ませていたのかもしれない。
ここ何年も忘れていたのは、そういうサービス精神なのかもしれない。
もう、ちょっと明るい人間になろうと思った。
今度会うときは、彼らを笑わせてやりたいと思う。
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by masa3406 | 2011-09-10 06:53

深夜のささやかな楽しみ

最近、夜のバイトの帰りにカーナビのテレビで、TBSのアニメのBLOOD-C(ブラッドシー)と
テレビ東京のドラマのモテキの再放送を見るのにハマっている。
1日の仕事を終えて、家に帰るまでのささやかな楽しみだ。

BLOOD-Cは、たまたまつけていたチャンネルで途中から見たので、
正直、内容や登場人物の設定をよくわかって見てはいない。
主人公は巫女である女子高生のいかにも萌えアニメ然としためがねの女の子なのだが、
それとはあまりにも対照的に古きものと言われている、化け物が人をあっけなく殺戮していく残虐なシーンが何となく焼きついて、
強烈な印象となり引き込まれそこから毎週見るようになった。
登場人物から想像するような、ほのぼした萌えの学園アニメのようで中身はまったく違うのだ。
まあ、そういうアニメなら俺は得意ではないので琴線に触れずに見ていないのだろうが。

このアニメでは、同級生やら一般市民が本当にあっけなく残虐に殺されていく。
俺は、アニメには詳しくないのだがこんなアニメは珍しいのではないだろうか。

また、その特殊な能力を持った女子高生が、古きものを倒したときに物凄い量の血しぶきが飛び、
大量の血溜りができる画も俺には衝撃的だった。
倒した後の主人公の女子は大量の返り血を浴びていつも血まみれで、
なんとも言えない虚無感が漂っている。

不思議なことにこの主人公はスロースターターなのか一般市民や同級生が
その化け物に襲われていてもすぐに助けないで、いつも数人見殺しにしてしまうのも
おいおい見てないでとっとと助けろよ。と心の中で突っ込みを入れてしまうほどに歯がゆく
なんとも不思議なアニメである。

俺は、深夜こうやってたまたま見たアニメしか見る機会がないけど、
このアニメの主人公といい、見ないほかの最近の深夜放送しているアニメはこのように萌え系の
女子高生が主人公のアニメが多い気がする。
俺は、このアニメには古きものをぶっ倒す
勧善懲悪を求めているだけなので、この主人公が屈強な男でも
イケ面の男でもどうでもいいわけだが、
アニメを見る層にはそういうニーズなのだろうか。

モテキの方は、以前友達が面白いと勧めてくれていたのだが見ていなくて、
これがあいつが言っていたドラマかと見るようになった。
モテない30過ぎの派遣社員の主人公が、女3人から好かれる(厳密に言うと2人)
ストーリーなのだが、
主人公の、草食系の男が面倒くさがりですぐに自分の殻にこもる駄目人間な所とか、
いくつか自分の欠点の要素が似ているので見ていて面白い。
恋愛関係で、すぐに投げてしまうあたりとかそっくりである。

最終的には、主人公とは住む世界が違い、
一番話や相性が合わない遊び人で派手でかわいい子をビジュアルに惚れて、
引きずってしまい追って失敗をしてしまうという選択ミスをしてしまうシナリオは、
製作者は何を言いたかったのか、アホな俺にはよくわからないが。

無理目な女を容姿で追っかけてしまうという、
単なる典型的なモテない男の王道パターンである。
最後に罪悪感を感じた女の子にお情けで抱かせてもらっていたのもモテない男の悲しい結末だ。

友達らを見ていても、たとえモテなかろうが恋愛経験に乏しかろうが、
そこで選択を誤らないで自分に合った女を選択している奴ほど
長続きをする付き合いや、幸せな結婚に結びついている気がする。

人は、自分の属性には逆らえないのである。

いくら背伸びをしようが、話を頑張って合わせようが、
最終的に似たもの同士が寄り合うもので、毛色の違う人間とは上手くいかないものなのだ。
経験から俺は無理に頑張らないことにしている。

そんなわけで、来週も楽しみだ。
ネットで検索をすると動画はあるので、興味がある人は見てみるといいかもしれない。
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by masa3406 | 2011-09-03 05:11