今週で夜のバイトの店を辞めて新しい店に入ることにした。
街は再び慣れた前の街へと戻ることになった。
辞めるにあたって色々と理由はあるのだが、大きな理由は
時間が昼間の仕事と合わなくなったからだ。
そりゃ、俺も夜は寝たいしやめたいけれど、
悲しいことにまだまだ稼ぎが足りないので仕方がない。
何人かの子には内緒でやめることを伝えたのだが、
言う子言う子がええ!やめちゃうの。と言ってくれた反応が
日頃はどう思われているのかには、まったく無頓着だっただけに、
少しは俺という人間に慣れてくれていて
仕事を認めてくれていたのだな。
と、少しだけうれしく思った。
これが使えない奴だったのなら、反応がふーんだろうから。
例の積極的な子には、やめることを言わないで黙って去ることにした。
こういうところが、俺が大人になりきれていない所なんだろうけど
簡単に言えば逃げだ。。。
振り返ると、この店は性格がいい子が多くて
俺としては仕事がしやすかったように思う。
わずか、半年ばかりの期間だったけど、仲間にはありがとうと言いたい。
次の店では、いい人間が多いことを願うばかりだ。