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韓国旅行1

父親との韓国、ソウル旅行から帰国した。
2泊3日(実質1泊2日)の短い旅行であったので、かなり詰め込んで
一人旅行並みに行動をした。

そんなわけで、非常に短い時間に俺が観察したソウルについて
つらつらとつづりたいと思う。

まず着いた24時間眠らないハブ空港の仁川空港は、
成田空港よりも大きく近代的な空港なのに驚かされた。
親父によると滑走路が4つもあるそうで、世界でも有数の規模であるそうだ。
周囲は干潟を埋め立てたそうで、荒涼とした砂漠のような干潟と海に囲まれた場所にぽつんと
空港がある。
ここからソウル市外までは、バスで50分ほどの距離だ。
しばらく、海や干潟が続き何もないので高速からの夜の車窓はひたすら真っ暗だ。
高速は片道4車線ありとても広い。

真夜中にホテルに向かうバスで到着したソウルは、一昔前の東京を思い出すような風景で、
セブンイレブン、ファミリーマート、ミニストップと町にはいたるところに
コンビニがあり、マクドナルド ケンタッキーが夜中まで開いていて
東京との変わらなさに驚く。

特質して驚かされたことは、飲食店の多さと夜中開いている飲食店の多さだ。
魚料理、飲み屋、スープ料理を食わせる店、鳥料理の店
日本では見たこともないような種類の韓国料理の店が、大通り沿いだけではなく
わき道にもびっしりとあって、煌々とネオンがついていて
夜中だというのに明るい。

さすがに東京でも、一部を除いてこれほど夜中に開いている飲食店はない。
東京でも、夜も眠らない町は六本木、渋谷、池袋と限られているのだが、
ここは全体が眠らないようだ。
治安が日本と同じで安全なことも大いに関係があるのだろうが。
その証拠に終電に近い地下鉄に乗ったのだが、東京と同じように混雑した車内に
若い女性客の姿も非常に多く見うけられた。

今まで行ったヨーロッパの都市だと、1つ大きな繁華街や町があって
それ以外には、同じような規模の繁華街がないことが普通だが、
ここは中心地のミョンドン以外にもそこかしこに
それなりの規模の町があり、あまりの都会ぶりに
俺は東京から来たのに驚かされた。

ホテルに入ると、驚いたのが安ホテルなのにきれいで
ダブルベッドにシングルベッドまである。
部屋には大画面のテレビにドライヤー
髭剃り後 ローションに香水のビンが並んでいる。
有料なのだろうが、ネットができるPCまである。

バスルームに入ると、広く大きな浴槽とシャワールームも完備されていた。
鏡の前には、大きな石鹸に ボトルのシャンプーリンス 
日本にもある新品の体をこするタオルまで置いてある。
日本人的には何一つとして不自由感がなく、なんともありがたい。

これらを見て、韓国はサービスが良くて、
日用品が日本に近い感覚やシステムの国であることを予感させた。

すでに夜中の1時だったのだが、小腹がすいたので晩飯を食べに行くことにする。
父親のリクエストで
ソルロンタンという、牛の骨や内臓で出汁をとった白いスープの美味い店をフロントで紹介してもらい、
タクシーで向かう。
ホテルから5分ほどで着いた店はファミレスのような店構えで、女性店員が1人で接客をしている。
席に座り親父とビールとソルロンタンを2つ注文する。

銀のアルミの器に入ったソルロンタンが運ばれてきて、机に置いてある大きなキムチを
店員が大きなハサミで切ってくれた。
ほかに大根のキムチのカクテキも置いてある。
追加でライスを頼むと小さいアルミの円形の器に入ったライスが運ばれてくる。
それらを中にぶち込んで食べるようだ。

親父は、女性店員に何事か片言の韓国語と、英語で話しかけたりコミュニケーションを取っている。
女性店員は笑いながら話している。
シャイな俺なら絶対にやらないことだ。
俺は横でまじめな顔をして黙っている。
親子でも全然、性格が全然違うものだなと感じる。

味は塩味でパイタンスープを少々こってりさせたような味で、とても食べやすい。
中には薄切りの牛肉が入っている。
キムチは、本場のキムチは辛いと聞いていたけど
拍子抜けをするほどに辛くなく食べやすい。 美味い。
ニンニクの風味がこれまた食欲をそそる。
これならいくらでも食えそうだ。

韓国は料理は味は美味いし、キムチも最高だ。
こんな美味いなら飽きることなく毎日でも食えそうだ。
この日までは、そう思った。
by masa3406 | 2010-04-23 00:39


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