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6冊のゴルゴ13

夜のバイト先の先輩が、ブックオフで大量に購入したとかで
ゴルゴ13の単行本6冊 これ貸してあげるよと一気に手渡された。
手渡した先輩の顔は、とっても満足そうだった。

貸してくれるのはありがたいけど、どれも俺はすでに読んだ本だった。
しかし、満足そうな先輩の顔を見ると、とてもそれを言い出せなかった。

この人は今まで本でも漫画でも貸してくれたことは一度もない。
この藤本美貴が好きな先輩は、タイに頻繁に遊びに行く人だが、
今までお土産を買ってきてくれたこともなかったし、
ジュースの類すらくれたこともただの一度もない。
俺も、今までゴルゴを愛読していた過去があったことを話したことなど
一度もなかった。
それが、なぜ今になって急に「ゴルゴ13」を貸してくれたのだろうか?
なぜゴルゴ13だったのだろうか?

2年ほど前、深夜に放送していたゴルゴ13のアニメを毎回録画していたことや、
横浜駅東口の3月の震災で閉館してしまったボウリング場ハマボウルで、
ゴルゴ13の狙撃ゲームに10000円を注ぎ込んだ事は、
トップシークレットで話していないはずだ。

もしかしたら俺が、ゴルゴ13を読みたそうな物欲しそうな顔でもしていたのだろうか?
謎は深まるばかりだ。

そして、参ったなとも思った。

実はこのバイトを俺は、今週でやめてしまうのだが、
まだそれを彼にはなんとなく言い出せなくて告げていなかったからだ。

日曜日が最終日なのだが、彼にすでに読んだゴルゴ13 6冊をどのタイミングで返却するか。
やめるのを先に言うべきか、ゴルゴ13 6冊を先に返すべきか。
あるいは同時にすべきか、また新たな悩みが増えてしまった。
by masa3406 | 2011-06-14 05:19


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